東海道五十三次の旅・その8
((11)伊豆国・三島(みしま)~(12)駿河国・沼津(ぬまづ)~(13)原(はら))
晴れ
ゴールデンウィーク初日。
今年の初めくらいから、「今年のゴールデンウィークは東海道五十三次の旅!」と決めていました。
GWまでに浜松くらいまで行っておきたかったのですが、震災以降1回しか行っていないので浜松までは到底行けそうにありませんが、できるだけ進めておこうと思います。
今までは連日歩くことはなく、1回歩いたら最低1週間以上休みがありましたが、今回は初めて連日歩くことになります。
後になって疲労が溜まらないよう、毎日ケアするのもポイントになります。
ということで、今回は宿泊セットがあり荷物が多いのでクルマで現地に向かいます。
GW初日ということで東名高速は大混雑でしたが、何とか裏道を駆使して前回の目的地だった三島まで着きました。
三島広小路(みしまひろこうじ)駅から今回の旅再開!
千貫樋(せんがいどい)
この辺りに西見附跡があるはずなのですが、見つかりませんでした…
ということで、ここを越えると清水町(しみずまち)です
秋葉常夜灯(あきばじょうやとう)
東海地方にある常夜灯は特に「秋葉常夜灯」と呼ばれ、夜間歩く旅人の助けとなっていました
宝池寺一里塚(写真上)と玉井寺一里塚(写真下)
江戸から29番目の一里塚
同じ所にある対になった一里塚ですが、そばにある寺の名前がそれぞれつけられています
玉井寺にある白隠(はくいん)の遺墨
旧東海道にあるので「旧道広場」
ただの広場ですが、トイレがあるので旅人には大助かりです
八幡神社
本堂の扉が自動ドアなんて…と思ったら、前に立っても開きませんでした(^^;
(手でも開きませんでした…)
八幡神社の境内には対面石があります
源頼朝と義経が腰掛けた石なんだそうです
今日は晴れて日差しが強かったですが、松並木の下は涼しく気持ちよく歩けます
黄瀬川橋
この橋を渡ると駿河国・沼津です
潮音禅寺
この境内には「亀鶴姫の碑」があります
沼津藩領境榜示杭(ぬまづはんりょうさかいぼうじくい)
ここから西が沼津領であることを示しています
アリが500円!?
…アクセサリーでした(^^;
日枝神社
境内には芭蕉句碑があります
日枝一里塚
江戸から30番目の一里塚
一里塚のすぐ近くにある玉砥石(たまといし)
玉の原石をここに入れて磨いたんだそうです
この辺りが沼津宿(ぬまづじゅく)です。
一生に一度でいいので一億円の宴会をしてみたいです(w
川郭(かわぐるわ)通り
狩野川にそって整備された道です
中央公園(沼津城本丸跡)
狩野川の眺め
清水本陣跡
千本浜海水浴場道標
松が美しく、庭園にいるような雰囲気です
乗運寺境内にある若山牧水の墓
旧東海道はこのまま西に進むのですが、ちょっと寄り道。。
松の木が並ぶ千本浜公園(せんぼんはまこうえん)に行きます。
公園内には松の木がいっぱい!
明石海人歌碑
八角池と角田竹冷(つのだちくれい)句碑
若山牧水歌碑
千本浜公園からの駿河湾を望む
斜めに伸びた松の木
長年潮風に吹かれていたのでしょうか…
昭憲皇太后陛下御座所跡
井上靖文学碑
首塚
千本浜の合戦で倒れた武士の人骨が埋められています
若山牧水旧宅跡
今はアパートになってます(^^;
かなりひっそりと置かれているので探すのに苦労しました…
沼津藩領境榜示杭(ぬまづはんりょうさかいぼうじくい)
ここまでが沼津領です
「従是東」だけでは意味不明ですが、下半分の「沼津領」と刻まれた部分は明治時代に折れてなくなってしまったそうです
松長一里塚跡
神明神社そばにある東木戸見附跡
ここからいよいよ今日の目的地・原宿(はらじゅく)です
松蔭寺
山門の手前に斜めに生えている松が擂り鉢松
白隠禅師の墓
白隠産湯の井戸
更地の中にポツンとあります(^^;
白隠生誕の地
浅間神社そばにある高札場跡
問屋場跡
本陣跡
ここで原(はら)駅に着くのですが、ちょっと海へ寄り道。。
海難者供養塔と駿河湾の眺め
原駅に到着
実は海側には改札口がなく、遠回りして踏切を渡らなければいけないので大変でした(^^;
今日の目的地・原宿に到着。
もちろん竹下通りはありませんし、渋滞の名所でもありません(^^;
「原」という地名の宿場です。
原宿は東海道五十三次の中でも一番小さな宿場だったそうですが、富士山を目の前にした絶景で賑わっていたそうです。
普段は15kmくらい歩くのですが、今日は約12kmと短め。
しかし次の吉原宿まではさらにあと12km近くあるので、今日はここまで。
これから連日歩くので、最初は無理せず(^^;
現在地:(13)原
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:11.7km
残り宿場:41/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:368.2km/492.1km
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