東海道五十三次の旅・その7(箱根~三島)(後半)

2011年4月17日日曜日

[歩]東海道五十三次

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※前半の日記はコチラ

東海道五十三次の旅・その7(後半)
(山中(やまなか)~(11)三島(みしま))
晴れ所により小雨

箱根宿から三島宿への旅,後半戦.
日本橋から108km
煩悩の数だけ歩きました(?)

「横断歩道あり」の看板
最初クルマで通ったときは「こんなとこ誰が歩いて通るんだ…」と思ってましたが,まさか自分が歩くことになるとは(^^;


山中城址の脇を抜け,再び石畳道へ…
国道1号を何度か横断しながら進みます
視界が開けてきました
ここが富士見平(ふじみだいら)です
芭蕉の句碑には「霧しぐれ 富士をみぬ日ぞ 面白き」と書かれていますが…

私も富士山は見られませんでした
芭蕉さんと同じ運命に(^^;

富士見平の食堂で昼食
冷やしそばがおしかったです

富士見平より上長坂へ
急な坂ですが,下り坂なのでよかった…

三島市街を一望
笹原一里塚
笹原一里塚の近くにあった桜
一本だけですが綺麗でした

こわめし坂
ここまで続いていた石畳道は一休み
アスファルト舗装で歩きやすくなったのですが,かなりの急坂!
こういうところは大抵コンクリート舗装なんですが…冬場は滑りそうです

こわめし坂の念仏石
平成8年に発掘したのですが,見つからなかったそうです

松雲寺
松雲寺境内にある明治天皇が腰掛けた石と樹齢300年の椿
題目坂(だいもくざか)
桜が綺麗ですが,キツイ坂道!
登りじゃなくてよかった…

六地蔵といいつつ,12体のお地蔵さん…
臼転坂(うすころばしさか)
ここも桜が綺麗…
国道1号の合流地点にある「箱根路」の碑
裏には「箱根八里は馬でも越すが,越すに越されぬ大井川」と書かれています

初音ケ原(はつねがはら)石畳遊歩道
最近整備された石畳の遊歩道です
まだまだ石畳が続きます…

錦田一里塚
江戸から28番目の一里塚
左右一対残っている数少ない一里塚です

大根歌碑

愛宕坂
ここが西坂最後の石畳です
石畳道を歩いてきて足が痛いです..

新町橋
写真ではわかりづらいですが,富士山がうっすらと見えました
ここを渡るといよいよ三島市街です


今日の目的地である三島宿へ.
まずは三嶋大社(みしまたいしゃ)へ.
地名は三島ですが,大社の名前は三嶋です.
三島市のシンボル,三嶋大社
綺麗な桜の風景が疲れを癒します
樹齢1200年の金木犀
三嶋大社本殿
三「島」神社と書かれた碑
大社のときは「嶋」で,神社の時は「島」!?

問屋場跡がある郵便局
工事中!? イヤな予感が…

ご丁寧に案内看板のあるところだけ透明になっていましたが,跡碑は見つけられず…
世古本陣跡と樋口本陣跡
三石神社境内にある時の鐘とそばを流れる源兵衛川
連馨寺境内にある芭蕉翁の墓
三島広小路(みしまひろこうじ)駅に着いて今日の旅が終了!
三島おでんは食べられませんでしたが,代わりにB-1グランプリにも出展された三島コロッケを…

ということで,第11宿場,三島宿(みしまじゅく)へ到着.
今回は下りメインだったのでラクに行けるだろうと思っていましたが,大間違い!
雨が降った後で滑りやすい石畳を歩くにはかなり気を遣い,丸っこい石の上だと足の平の一点に力がかかり,急坂だと「坂を下りる」より「ブレーキをかける」力が必要になり,足にかなり負担がかかり…でかなり足が痛みました.
今日の道のりは8割くらい(?)が石畳道..
「疲れ」はそれ程ないですが,東坂の登りくらいに足の痛みがありました.

とにもかくにも,これで「箱根八里」の旅は終了.
東坂も西坂も急な坂ですが,どちらかといえば距離が短い分西坂のほうが急です.
また,東坂のほうは沿線をバスが多く走っていますが,西坂のほうはバスが1時間に1本なのでリタイア(笑)しづらいので,歩いて登るなら東坂のほうがいいかも知れません.

静岡は左右に長く,東海道五十三次の3分の1以上が静岡県内が占めますが,伊豆国はこの三島宿のみ.
次の沼津宿からは駿河国に入ります.

現在地:(11)三島
今回進んだ宿場:1
今回進んだ距離:14.7km

残り宿場:43/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:379.9km/492.1km

※次回の日記はコチラ

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