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甲州街道の旅・その9
((33)駒飼(こまかい)~(34)鶴瀬(つるせ)~(35)勝沼(かつぬま)~(36)栗原(くりはら)~(37)石和(いさわ))
晴れ
今回の年末年始はほとんど仕事でした。
何とか元旦は筑波山で初日の出を見ましたが、その後戻って仕事。。
今週末はやっと3連休取れたので、ささやかながら甲州街道の旅を進めることにしました。
(といいつつ、この日も仕事の電話が何度か来ましたが…)
ということで、今年最初の甲州街道の旅スタート!
前回のゴール地点、甲斐大和駅(かいやまとえき)からスタート!
大和橋西詰交差点から甲州街道再開です
立会橋(たちあいばし)
国道の左側にある細道が旧甲州街道です
金岡自画地蔵尊碑(かなおかじがじぞうそんひ)
鶴瀬関所跡(つるせせきしょあと)
甲州十二関所の一つで、物資の流通の警戒と「入鉄砲に出女」を取り締まっていました
第34宿場、鶴瀬宿(つるせしゅく)の標柱
左側の石碑は「鶴瀬地区」と書かれているので宿場とは無関係の碑のようです(^^;
鞍懸(くらかけ)
逃亡する長坂光堅(ながさかみつかた)が土屋惣蔵(つちやそうぞう)に追われ、落ちた鞍が路傍らの桜の木にかかっていた所と言われています
長柿洞門(おさがきどうもん)
現在の国道はトンネルになっていますが、旧道は右側に見える急坂を上っていきます
上っていくと「聖観音堂」と書かれた標柱がありますが、その聖観音堂はさらに先にあります…
上から乗っかったら間違いな崩れ落ちそうなくらい脆弱な舗装!
山道を進んでいくと聖観音堂が見えたのですが、よく見ると落書きがひどいです…
聖観音堂を通り抜けた先の道が旧甲州街道のようなのですが、転げ落ちそうなくらい急坂で、よく見ると木の幹が倒れていて道を阻んでいたりしていたので、別の道を使って下っていきました…
長垣の吊り橋
芭蕉と一茶の句碑
芭蕉の句はすぐ見つけた(写真上)のですが、一茶の句は…句碑の横(写真下)に刻まれていました(^^;
観音橋(かんのんばし)
この信号を右折します
聖観音堂のところで通り抜けて進んでいたらこのスロープ付きの道に出たのかも知れません…
武田不動尊跡
アコーディオンカーテンの意味がないような…(^^;
武田不動尊跡から見える日川(ひかわ)
ちょっとした滝になっているのですが、滝の正面から見えるような場所はありませんでした…
旧甲州街道の標柱
現在の国道20号から外れた場所なのでちょっとだけ昔を偲ばせます
この辺りに多い球体の道祖神
国道から見えるぶどう棚
東神願(ひがしじんが)鳥居跡
近藤勇(こんどういさみ)柏尾古戦場(かしおこせんじょう)跡と馬頭観音
大正柏尾橋跡
柏尾橋は江戸、明治、大正、昭和のそれぞれの時代で作られており、江戸、明治、大正の橋の跡が残っています
近藤勇之像(こんどういさみのぞう)
なんか強そうに見えないのは私だけでしょうか…(^^;
大善寺手前にある芭蕉翁甲斐塚
大善寺(だいぜんじ)
しつこいくらいに「拝観料が必要です」の看板が建っているのですが、この日は正月参拝ということで無料でした
大善寺の奥にある国宝薬師堂
国道20号は斜め左折して勝沼大橋(かつぬまおおはし)を渡りますが、ここは斜め右折して旧道に入ります
御身影岩
僧行基が修行した岩だそうです
斜め右折して旧道に入ると、第35宿場・勝沼宿(かつぬましゅく)に入ります。
国見坂
ぶどうの郷だけあって、この通りはぶどう園が多いです
勝沼氏館跡の家臣屋敷
勝沼宿脇本陣跡
本陣槍掛の松(ほんじんやりかけのまつ)
本陣に大名・公家などが泊るときに、その目印に槍を立て掛けたのだそうです
勝沼宿仲松屋
珍しい3階建ての土蔵
旧田中銀行社屋(きゅうたなかぎんこうしゃおく)
昭和7年まで使われていたそうです
勝沼小学校入り口にある「ようあん坂」標柱
勝沼富町の甲州ブドウ
諏訪神社(すわじんじゃ)とケヤキ
ここにもあった球体の道祖神と常夜灯
そろそろお昼ご飯…と思い地図上にあったコンビニを目標にしていたんですが…閉店└|゚ロ゚;|┘
(結局、もう少し先のコンビニで買いました)
山梨市(やまなしし)に入ります
県名と同じ市名なのに県庁所在地ではありません…
大翁寺
この辺りは栗原氏の屋敷跡なのだそうです
万福寺とイチョウ
大宮五所神社とクロマツ
クロマツの下には「子そだて石」があります
国道を横断し、細道を直進します
日川の堤防を進みます
再び国道411号に戻り、写真下の一町田中(いっちょうたなか)交差点で左折します
古そうな立派な門ですが、中は普通のアパートのようです…
日川橋(ひかわばし)を渡ります
日川橋を渡ると笛吹市(ふえふきし)に入りますが、国道沿いを進まずすぐ左折して細道に入ります
白山神社(はくさんじんじゃ)
白山神社を過ぎると特に見所はなく、ひたすら進みます…
笛吹橋(ふえふきばし)で笛吹川を渡ります
笛吹橋を渡ったらすぐ左折します
河原にずらっと並んだ聖牛(ひじりうし)
武田信玄が川の水流を和らげるために考案したそうです
ここを斜め右折して旧道に入ります
笛吹権三郎之像(ふえふきごんざぶろうのぞう)と球体道祖神
権三郎の母がこの川に落ちたときに笛を吹きながら探したが、権三郎も落ちてしまい、それから川から笛の音が響くようになったことより笛吹川と呼ばれるようになったそうです
なのでここの市は「笛吹(うすい)市」ではなく「笛吹(ふえふき)市」です
この先にも球体道祖神がありました
再び国道411号に合流します
この辺りから今日の目的地である第37宿場・石和宿(いさわしゅく)の宿内に入ります。
鵜飼山遠妙寺(うかいざんおんみょうじ)
写真上は旧石和町唯一の仁王門(におうもん)
「鵜飼山」ということで鵜を祀っています
遠妙寺の普賢願生稲荷堂本殿(ふけんがんしょういなりどうほんでん)
狛犬ならぬ狛狐(?)です
石和宿本陣跡(いさわしゅくほんじんあと)
フェンスはなんとかならなかったんでしょうか…
本陣跡斜め前にある小林公園の一角にある足湯
足がクタクタだったので足湯に入って休めました
利用時間は午後4時までだったのですが、10分くらい過ぎて着いたせいか、少々ぬるかったです(^^;
「石和温泉駅入口」交差点で今日は右折して終了です
1月に入っての旅でしたが、天気はよく、路面凍結しているようなところもほとんどなく歩きやすい日でした。
明日は引き続き山梨の中心・甲府(こうふ)方面を目指します。
現在地:(37)石和
今回進んだ宿場:4
今回進んだ距離:14.8km
今回歩いた歩数:30,441
残り宿場:8/45 ※「45」はゴール(下諏訪)を含めた数
残り距離:76.6km/210.8km
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