東海道五十三次の旅・その9(原~吉原)

2011年4月30日土曜日

[歩]東海道五十三次

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※前回の日記はコチラ

東海道五十三次の旅・その9
((13)原(はら)~(14)吉原(よしわら))
晴れのち曇り

ゴールデンウィークの東海道五十三次の旅の2日め。
今日の目的地は吉原(よしわら)。
先にクルマで吉原に向かい、クルマを駐車して昨日のゴール地点だった原(はら)駅まで戻ります。
今日の目的地である吉原本町(よしわらほんちょう)駅
岳南鉄道(がくなんてつどう)の駅です

今時めずらしい硬券が使われています
吉原駅の岳南鉄道側の改札口ではJRの切符も買えるので、下のようにJRの硬券も発券可能で、吉原~東京(山手線内)なんてのも買えます
東京駅とか新宿駅で硬券出したらビックリされるかも(^^;

なんかホームから見えているんですが(^^;
ということで、今日は原駅からスタート!

原宿~吉原宿といえば、なんと言っても富士山が間近で見られるのがポイント。
吉原を過ぎると富士山を背にして進むことになるので、富士山を見ながら歩くのはここがラストチャンスです。
(もちろん、立ち止まって振り返ればまだしばらく富士山は見られますが…)
一本松一里塚跡
頂上のあたりが霞んでいるのが残念ですが、やはり富士山が見えるとテンションが上がります
浅間神社(せんげんじんじゃ)と賽の神
愛鷹浅間神社(あしたかせんげんじんじゃ)と桃里改称記念碑
元々この辺りは「鈴木助兵衛(すけべえ)」の名前を取って「助兵衛新田」と呼ばれていたが、名前がよくないということで「鈴木桃里」としたんだそうです
「スケベ」の名を後世に残したくなかったんですね(^^;

クランク状に東海道線の踏切を渡ります
ここから富士市(ふじし)
旧吉原市(よしわらし)で、富士市と吉原市が合併して富士市になっています

東田子の浦(ひがしたごのうら)駅と富士山
だんだん霞んできました…(・・;

原宿と吉原宿の間の宿(あいのしゅく)・柏原(かしわばら)本陣跡
立圓寺(りゅうえんじ)と望嶽(ぼうがく)の碑
柴田景浩が立圓寺から見た富士山に感嘆して望嶽の碑を建てたそうです
…この日の富士山はイマイチでしたが(^^;

昭和放水路から見た富士山
増田平四郎(ますだへいしろう)像と碑
「スイホシ」と呼ばれる排水路を造り、今では昭和放水路になっています

沼田新田一里塚
江戸から33番目の一里塚

天文堀(てんもんぼり)
この辺りにはいくつもの常夜灯が残っていますが、ここは民家の真ん前にあります(^^;

JRの吉原駅近辺に到着。
ここは最初に吉原宿があったところで、元吉原と呼ばれています。
毘沙門天境内
大香呂がハデです
毘沙門堂
妙法寺
こういうのも絵「馬」って言うんでしょうか(^^;
吉原の工場群
東海道の曲がり角
ちょうどお昼時だったのでそばを頂きました

JR吉原駅
吉原の中心街からは離れた場所にあります


ここから旧東海道は少しの間南北を進むようになります。
吉原名物の左富士(ひだりふじ)が拝める場所です。
ここでは真正面に富士山が見えます
頂上が…(・へ;

右にカーブして、いよいよ左手に富士山が見えるように…
左富士神社(ひだりふじじんじゃ)

そしていよいよ左富士のポイントに着いたのですが…。
ほとんど見えず…(・へ;
肉眼ではかすかに見えているのですが…


箱根峠に続いて、ここでもイマイチな風景になってしまいました(・へ;
せっかく楽しみにしていたのですが…。
ちなみに、上の写真のポイントから少し先に行くと工場に視界を遮られ、更に先に進むと道が左にカーブしてしまい、もう左手には富士山が見えなくなってしまうので、見るなら上の写真のポイント(交差点の辺り)がいいです。

左富士から見た富士山はイマイチでしたが、めげずに吉原市街を目指します。
ここの吉原にはないだろうと思っていたんですが…
ちゃっかり「東京」を名乗ってますし(w

平家越え(へいけごえ)と東海道道標
東木戸跡(ひがしきどあと)
ここからが吉原宿です

吉原本町駅に戻ってきました

吉原本町駅まで戻ってきましたが、予定より早めに着きました。
明日は雨になりそうなので、天気がいい今日のうちに進めるところまで進めることにしました。
吉原宿は、もともとは海沿い(JR吉原駅近く)にありましたが、津波の被害のたびに内陸のほうに移動して、ここは3代目の吉原宿です
移転していなかったら吉原近くの東海道も東西に通っていたので、左富士という名勝ができませんでした

吉原本町から伸びる商店街
明治天皇御小休所
商店街から左折して裏道に入ります
西木戸跡(にしきどあと)
ここまでが吉原宿です

東海道の跡地を示す石標
区画整理で中央分離帯を乗り越えないといけなくなりました(^^;

この辺りは地図がないとミスルートしがちな進み方が続きます
ここは右折して裏道に入ります

賽神
吉原と蒲原(かんばら)宿の間の宿 本市場跡
鶴芝(つるしば)の碑
民家の真ん前です(^^;

旧東海道跡地
ここもやはり中央分離帯を越えます(^^;

本市場一里塚
江戸から35番目の一里塚
お花畑に囲まれています

富士駅へ続く道の交差点で今日は終了

富士駅から電車で吉原本町まで戻り、そこからクルマで田子の浦港に行ってみました。
田子の浦港と富士山
海と富士山が同時に見られるスポットです

公園内にある元吉原宿をイメージした門

ということで、今日は吉原宿から少し進んだ富士駅で終了。
今日の見所は左富士でしたが、霞んでいた富士山にガッカリ。
電車で移動中は頂上までクッキリ見えていたんですが。。

このモヤモヤ、明日の天気につながってしまうんでしょうか。。

現在地:(14)吉原(の少し先の富士)
今回進んだ宿場:1
今回進んだ距離:11.7km+2km(吉原本町~富士)

残り宿場:40/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:354.5km/492.1km

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