東海道五十三次の旅2ndシーズン・その4（新居～二川）
（(31)遠江国・新居（あらい）～(32)遠江国・白須賀（しらすか）～(33)三河国・二川（ふたがわ））
晴れ
先週から来週にかけて鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷの適用週なので，先週に引き続き今週・来週も東海道五十三次の旅をしてこようと思っています．
ということで，東京から先週のゴール地点である新居町（あらいまち）までフル鈍行の旅．
東京駅朝イチの列車（ムーンライトながら（←この日は運転していないですが）の送り込み列車）は激混みなのでその次の列車にしましたが，それでも早朝の列車とは思えない混みっぷり．．
新居町に着いたときには少々疲れが（＾＾；
朝日が綺麗…
新居町を出発して間もなく新居宿に到着．
手前の舞坂宿（まいさかしゅく）からここまでは渡船で来るのですが，船を降りると目の前が関所．
関所を通らないとどこにも行けないという効率的な場所にありました．
新居関所は現存する唯一の関所だそうです
本当はここに門があったんですが，工事中…
これは平成12年に復元されたもの
新居関所を出ると新居宿の中心街に入っていきます．
クランク状にして一度に大勢を通せないようにしています
東海道と関係ないですが，このすぐ横のたい焼き屋さんが繁盛してました
自治体が建てたものではなく，この家の方が趣味で建てたそうです（＾＾；
残っているのは参道（石段）のみで，上まで登っても何もありません（＾＾；
松並木を過ぎると間もなく白須賀宿へ．
ここは鉄道も国道1号も少し離れたところを走っているせいか，ノスタルジックな雰囲気です．
江戸から70番目，約280kmの一里塚です
ここは旧道を行きます
白須賀宿は，元はこの辺りにあったのですが，津波の被害を受け高台へ移動しました．
移動した白須賀宿は潮見坂（しおみさか）を登った先にあります．
この潮見坂は東海道一の景勝地と評されることが多いです．
昔は京から来たときはこの絶景に感動していたんでしょう…
今では駐車場になってます（＾＾；
ここも古い建物が並んでいます
新居宿と同様，ここも道がクランク状になっています
火事が起きたときに強い風から延焼を防ぐために植えられたそうです
見ざる・言わざる・聞かざる…もう１匹は！？
静岡県内の東海道沿いにはこの道標が経っているのですが，これが最後の道標
今までお世話になりました…
白須賀宿を抜けるといよいよ静岡・愛知県境へ．．
長かった静岡とお別れ…三河（みかわ）国，愛知に入ります．
振り返れば静岡県…
少々寂しい気もします（＾＾；
愛知県に入ると，次の二川宿まで一里塚以外に見どころがありません（＾＾；
広々とした国道1号を歩くのですが，こういうところはトイレはもとより自動販売機の類もなく，バスも走っていない（←厳密には平日のみ１日１本…）のでリタイアもできず，なかなかツライです．
ただ，今までの東海道五十三次の旅でリタイアはまだ一度もないので，自信持って歩いていきます．
長い距離を進んで，やっと二川宿へ．
上の一里塚から4km…やっと着きました
お祭りやってました
二川宿本陣へ到着．
ここの見学（入館）時間が4時半．
で，今の時刻が4時半．
大急ぎで入館券を買って中に入りました（＾＾；
泊まってみたい…
もう少しゆっくり見たかったのですが，日が沈みかけてきたので二川宿の他の見どころを回ります．
夕日が綺麗な時間になりました…
ということで，愛知県最初の宿場，二川宿まで来ました．
残り宿場は20（三条大橋を入れて21）．
ちなみに，静岡県内の宿場は22．．
計算上は，静岡県内の宿場の数だけ進めば京都に着くことになりますが（＾＾； 今後は再開地点まで行くのが大変になっていくのでそう簡単にはいかなさそうです．
とりあえず，今年中には宮宿（熱田神宮）ぐらいは行きたいです．
現在地：(33)二川
今回進んだ宿場：2
今回進んだ距離：12.2km
今回歩いた歩数：4,169歩（←測り違い！？）
残り宿場：21/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離：210.9km/492.1km
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