江差線廃線跡(木古内~江差)めぐり

2015年8月16日日曜日

鉄道 北海道

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2014年5月12日,JR江差線(えさしせん)の末端区間である木古内(きこない)~江差(えさし)間が廃止になりました.
廃止直前に乗りにいきましたが,今回はささやかですが廃線跡に行ってみました.
まずは江差駅へ
青看板には「江差駅」の方角が書かれているので訪問は比較的簡単です

江差駅跡
看板は取り外されています
写真下は昨年訪問したときの江差駅

「ありがとう江差駅」の標
昨年訪問時には建っていなかったので,廃止を偲んで建てられたのでしょうか…

中には入れなかったので外から撮影
お次は上ノ国駅(かみのくにえき)跡
江差駅の一つ手前の駅です
観光案内所との合築で現在でも使用されていますが,用事がない限り中には入れません

雑草生えまくりで悲壮感漂います
まだ踏切の一部が残っていますが,道路の部分はレールが剥がされ,アスファルトで埋められていました
宮越駅(みやこしえき)跡
待合室は開いていたので中に入れます

列車が来なくなった今,近くを流れる天野川(あまのがわ)の水のせせらぎだけが聞こえてきました
湯ノ岱駅(ゆのたいえき)跡
現在はバス待合室になっていて中に入れます

こちらも雑草が多く生えています
コンクリートから生えていたりして雑草の生命力を感じます


湯ノ岱駅と宮越駅の間にあった天ノ川駅(あまのがわえき)に訪問します.
天ノ川駅は正確には「駅」ではなく,駅を模したモニュメントです.
駅ではないので列車は停車しませんが,時々近くで減速していたそうです.

「駅」ではないのでカーナビに記されておらず,看板等も一切ない(バス停もない)ので,場所がわかっていないと訪問は一苦労です.
道道5号を走っていると見えるこの踏切跡が目印
モニュメントは撤去されており,天ノ川駅「跡」になっていました
たくさんのパイプがありますが,7月に江差線(廃線区間)全駅の駅名標を掲げていたときの跡と思われます

目印の64kmポストは残っていました
吉堀駅(よしぼりえき)跡
端から見ると廃車になった貨車がポツンと置かれているだけに見えます…


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(おまけ)
同じく2014年,海峡線の知内駅(しりうちえき)(通称:さぶ駅)が廃止になりました.
併設の「道の駅しりうち」は現役ですが,「鉄道駅との合築」ではなくなりました.
道の駅しりうちと左横にある知内駅入口跡
看板は取り外されています
また,中は道の駅の倉庫のような感じでした

新幹線が通るときの邪魔になるため,跨線橋やホームは既に撤去されており,駅だったことを示すのは入口の建物だけです
キャンピングカーの屋上に建って撮影している方がいますが,
既に「新幹線の通過点のひとつ」になっており,高いフェンスに阻まれ中の様子が見えにくいです

まだ「JR知内駅」の標示がありますが,駅は既にありません…

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