中山道の旅5thシーズン・その6（加納～美江寺）

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中山道の旅5thシーズン・その6
（(53)加納（かのう）～(54)河渡（ごうど）～(55)美江寺（みえじ））
晴れ

昨日に続き，岐阜市内の加納宿（かのうしゅく）から第55宿場・美江寺宿（みえじしゅく）を目指します．
昨日のゴール地点から再開！
脇本陣跡
この通りには秋葉神社が何カ所か並んでいます
ここにも秋葉神社がありますが…
入口左手に西番所跡
ブロック塀の陰にあったので最初気づかずに通り過ぎてしまいました（＾＾；
ここまでが加納宿中心街です
加納宿案内板
ここまでが加納宿内だったようです
加納一里塚（かのういちりづか）
江戸から106番目の一里塚
街道沿いでなく，脇を左折したすぐ先にあります
昨日に続き，またまた中山道なのに東海道本線の下をくぐります
（このあと，ゴールの京都まで何度か東海道本線を交差します）
東海道本線をくぐった先は，少しわかりづらいですが真ん中の細い道を進みます
その先もわかりづらい交差点
ここは案内板通りに進みます
多羅野（だらり）立場跡
今はマンションになっていますが，昔は茶屋があり「だらり餅」が売られていました
多羅野八幡神社と夫婦銀杏
追分橋
京道（きょうみち）・岐阜街道との分岐点です
中山道表街道は直進ですが，ここを右折
中山道裏街道を進みます
鏡島弘法（かがしまこうぼう）

本日のクライマックス，小紅の渡し（おべにのわたし）に向かいます．
小紅の渡しは長良川（ながらがわ）の渡し船で，長い五街道の旅の中で現在でも渡し船があるのはおそらくここだけです．
（東海道の宮宿（熱田）にも観光用の渡し船（七里の渡し）はありますが，不定期なのと，本来結ぶべき桑名宿までは行かないので除外…）
遊覧船ではなくあくまでも県道（岐阜県道173号）の一部という扱いで，乗船は無料です．
小紅の渡しの案内に従って，長良川の手堤防を進みます
「乗り場がわかりづらい」という声があったせいか，しつこいくらいに「小紅の渡し」の案内があります（＾＾；
船着き場に到着
加納宿側から来た場合，船は大抵対岸にあるので，この白旗を大きく振って，対岸の小屋にいるおじさん（おばさんの場合もあり）に合図を送ります
（旗ではなく，大きく手を振ることでも可らしい）
この昔ながらの呼び方がいかにも「渡し船」という感じです
待ち時間は5分くらい（おじさんが小屋から船まで歩く時間も含む）
対岸に行くだけなので，乗船時間は1分くらいです（＾＾；
長良川から金華山（きんかざん）方面を望む
金華山には日本百名城の岐阜城（ぎふじょう）があります
堤防上をてくてく歩き，河渡橋（ごうどばし）を目指します
河渡橋の下をくぐったら堤防を下ります

この辺りから第54宿場・河渡宿（ごうどしゅく）の宿内に入ります．
河渡宿は町並み3町（約330m）小さな宿場でした．
観音堂と常夜灯
松下神社
ここは河渡一里塚でもあります
杵築神社
この辺りまでが河渡宿内
本当に小さな宿場でした
慶応橋（けいおうばし）
生津畷（なまづなわて）
長い直線が続きます
馬場の追分と地蔵堂
本田地蔵堂（ほんでんじぞうどう）
本田立場跡
本田代官所跡と高札場跡

この辺りで，今日のゴール地点である美江寺駅（みえじえき）の時刻を調べると，発車時刻まであと30分，乗る遅れると次は1時間半後！
ちょっとペースアップして歩きます．
五六川（ごろくがわ）
次の美江寺宿が56番目だから…が川の名の由来らしいですが，美江寺宿は第55宿場…
スタート地点である日本橋を「1番目」と数えたから美江寺が「56番目」…ということらしいです
ペースアップして歩いているとはいえ，綺麗な景色を見ると写真を撮りたくなります（＾＾；
樽見鉄道（たるみてつどう）の踏切を渡ると第55宿場・美江寺宿ですが，今日はここで右折…
美江寺駅で今日は中断
ホーム上にポツンと待合室があるだけの小さな駅です

美江寺駅発の列車にはギリギリ間に合いました．
今回の区間は見所が少なめだったとはいえ，「小紅の渡し」の渡し船に乗れたのは貴重でした．

今年の中山道の旅はこれで終了．
また年明けに再開します．

現在地：(55)美江寺
今回進んだ宿場：2
今回進んだ距離：10.6km
今回歩いた歩数：11,363

残り宿場：15(+3)/70　※「70」はゴール（三条大橋）を含めた数、カッコ内は大井宿～御嶽宿間の数
残り距離：110.5(+31.4)km/533.9km　※カッコ内は大井宿～御嶽宿間の距離

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