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[歩]東海道五十三次・2周目
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※前回の日記はコチラ(1周目の同区間の日記はコチラ)
東海道五十三次の旅(2周目)・その8
(箱根湯本(はこねゆもと)~畑宿(はたじゅく))
晴れ
天下の険と呼ばれた箱根峠に挑む日がいよいよやってきました。
今回の旅はほぼ全線に渡って上り坂です。(最後、1km程度だけ下り坂あり)
並行してバス路線があり、日中は30分間隔なので比較的リタイヤはしやすいのですが、後半はバス停が少なくなるのでリタイヤポイントも少なくなります。
一度東海道を制覇しているので、箱根峠の厳しさは知っています。
(実は、本当に厳しいのは下り坂(箱根~三島(みしま))だったりしますが…(^^; )
前回この区間を歩いたときは出発前から足が痛かったのですが、今回は痛みはありません。
しかし足の爪の内出血が完治していない状況での歩きとなるのが心配です。
今回、足にフィットする靴に替えてみました。(前回までは足より少し大きい(ゆったりした)靴だった)
これが吉と出るか凶と出るか。。
前回のゴール地点、箱根湯本駅(はこねゆもとえき)からスタート!
三枚橋へ向かいます
前回の中断地点である三枚橋(さんまいばし)に到着。
これより一日坂道だらけ生活が始まります。
ちなみに箱根駅伝は国道1号を通るので、箱根駅伝とは別の道を進みます。
三枚橋交差点を右折
いよいよ地獄の始まりです…
先週見たばかりですが、何度見ても様になります…
今日は助走ナシでいきなり上り坂が始まります
早雲寺(そううんじ)
早雲寺境内の梵鐘と本堂横にある北条氏五代の墓
正眼寺と境内にある芭蕉句碑
「山路来て なにやらゆかし 菫草(すみれそう)」と刻まれています
正眼寺の裏手にある曽我堂とそこからの景色
湯本茶屋一里塚跡碑
江戸から22番目の一里塚
紅葉の山々が美しいです
この時期に来てよかった…
ここで斜め右折して細道へ…
馬の飲み水桶
今日最初の石畳
この後石畳に苦しめられます…
猿橋(さるはし)
前回来たときは上にホテルの連絡橋がありましたが、骨組みだけ残してなくなってしまいました
温泉街らしくホテル・旅館がたくさんあります
上方に見えるのは箱根新道(はこねしんどう)
前回来たときはまだ有料道路でしたが、現在は無料で通行できます
今日の目標である元箱根までは9km
前回来たときも思いましたが、「平地だったら楽勝なのに…!」
葛原坂(くずはらざか)
天聖院
境内は撮影禁止とのことなので山門のみ
須雲川(すくもがわ)インター
インター際にあるホテル「はつはな」越しの山
初花の瀑碑
須雲川の集落
駒形神社と境内から眺める山
鎖雲寺(さうんじ)の初花堂と飯沼勝五郎・初花の墓
女転がし坂の碑
前回来たときは山道ではなく県道を通りましたが、
今回はこの山道を進んで行きます
(女転がし坂は県道のほうが近かったようです)
緩やかですが階段が続きます
丸太橋
雨の日は通行止めになるそうですが、晴れの日でも怖い!
斜めになっていて滑りやすいです
滑ったら川に入ってずぶ濡れ必至…
県道を交差し、続いて割石坂(わりいしざか)を上ります
これより江戸時代の石畳
この手前にも石畳はあります(違いがわからなかった(^^; )
ここまでが江戸時代の石畳
石畳自体はまだ続きます
そしてまた始まる江戸時代の石畳
(やっぱり違いがわからない…)
石畳を抜けると平地になって一休み
紅葉を見ながら一息つきます
県道と合流するところにある接待茶屋の看板
この辺りにあったようです
ここを斜め左折して山道へ
ここでの下り坂は嬉しくありません(その分上り坂があるので…)
大澤坂(おおさわざか)
ということで、予想していましたが上り坂です…
ちょっと読みにくいですが、箱根旧街道碑
大澤坂を越え、畑宿(はたじゅく)に到着!
間の宿・畑宿に到着。
畑宿は平安時代から続く寄木細工(よせぎざいく)で知られています。
畑宿の集落を歩きます
畑宿の文字道祖神
畑宿茗荷屋本陣跡
東海道五十三次の宿名が書かれています
県道は斜め右折、旧東海道は斜め左折ですが…
ここで運命の選択タイム!
ここから先もバス路線はありますが、バス停が極端に少なくなることやバス路線と離れた山道が多くなるため、リタイヤできる場所が少なくなります。
距離的には今日の中間地点くらいですが、高度的にはまだ3分の1くらいで、キツイ坂道や石段はこれからです。
(標高 三枚橋:87m、畑宿:396m、最高地点:805m
つまり、ここまでの高低差は309mで、これから先409m上る必要がある)
現在の時刻は12:15。
ここまでのペースで行けば夕方までには目標の元箱根(もとはこね)までは行けそうですが、ここで下した決断はいかに…!
次回へ続く…。