海里＆奥津軽いまべつの旅

大人の休日倶楽部パスを使って初めての旅行に行ってきました。

今回使った大人の休日倶楽部パス（東日本）は15,270円で4日間JR東日本の特急・急行・普通列車が乗り放題で、指定席も6回まで使えます。
圧倒的に安いのですが、使用できる期間がかなり限られているのがネックです。
（連休など繁忙期には使えない…）
4日間も休みは取れない（サラリーマンはツライ…）ので2日間しか使いませんでしたが、東京（とうきょう）～仙台（せんだい）を新幹線で往復するだけでも元が取れるので、かなりおトクに旅行できました。

■1日め
まずは上越新幹線で新潟（にいがた）へ向かいます。
今日の朝食・山賊焼弁当
東京から2時間くらいで新潟に到着

新潟からは秋田（あきた）方面に向かいます。
普通は特急いなほで向かいますが、今回は主に土日に運転されている海里に乗ります。
観光列車の海里に乗ります
この日は満席でしたが、運良く日本海側の窓側（A席）が取れました
3号車で販売される海里特製のお弁当
以前は乗車3日前までに予約が必要でしたが、現在は予約なしで買えます
ただし売り切れのリスクがあり、この日も20分くらいで売り切れになっていました
A席が取れなかった場合も、1号車や3号車にフリースペースがあるので景色が楽しめます

この日はお隣に座った方と話が盛り上がり、写真があまり取れませんでした（＾＾；
（実は上の写真のお弁当も海里車内では食べられず、次の列車で食べました）
あっという間に酒田（さかた）に到着。
酒田からは秋田に向かいますが、次の列車は約3時間後！
あまりにも時間が空くので、反対方向の列車に乗って時間つぶし

ここでアクシデントその1！
スマホを落としました└|ﾟﾛﾟ;|┘
反対方向の列車に乗ったとき、何か違和感があり、スマホを落としたことに気づきました。
海里の中で買い物しているので、落としたとすると確実に海里の車内です。
慌てて酒田駅に戻り、駅員さんに話したところ、無事スマホが見つかりました。
今年の夏はGoProを落としました。
どちらも無事見つかりましたが、落とし物には本当に気をつけなければ。。

ある意味、乗り換え時間が3時間以上あってよかったです。
もし乗り換え時間がわずかで秋田方面の列車に乗っていたら、今回の旅の計画が大きく崩れているところでした。。
ヒヤヒヤドキドキの3時間でしたが、スマホが戻ってきてよかった…

ようやく秋田行きの列車が来たので乗り込みます。
秋田行きに乗ります

ここでアクシデントその2！
大雨で運転見合わせ└|ﾟﾛﾟ;|┘
羽後本荘（うごほんじょう）駅近辺で大雨で止まってしまいました。
一時はタクシー代行の手配までされる勢いでしたが、何とか運転再開しました。
結果的に約40分遅れで秋田に到着しましたが、乗客の方は落ち着いていて騒ぎにはなりませんでした。
大雨で遅れましたが、何とか秋田に到着

秋田からは青森（あおもり）に向かいますが、新幹線で盛岡（もりおか）を経由した方が早いので、新幹線に乗ります。
定刻ならば乗り換え時間は50分ありましたが、列車が遅れたので乗り換え時間はわずかです。
（でも何とか間に合ってよかった…）
大雨で電車が止まったときは「新幹線に乗り換えられるかな…」と心配していましたが、無事乗り換えできました

盛岡で新幹線はやぶさ号に乗り換え、新青森に向かいます。
駅弁はすべて売り切れていたので、せめて地元のものをと思い…
宮古（みやこ）名物の相馬屋のクリームパン
はやぶさ号、こまち号の分割
いつもは見学で賑わいますが、この時間（20時半）なので人はほとんどいません…

いろいろありましたが新青森に到着。
ここでも雨が降っていました。
この日はいろいろあって疲れました…
今のところ新青森駅前唯一（？）のホテルの東横イン
新幹線ビューです

■2日め
この日は朝から雪が降っています。
実は今回は東京でちょうどいい服装で来てしまったので寒い！
まぁ冬の東北では当たり前なのですが、準備不足を露呈してしまいました。。
昨夜は雨でしたが、雪に変わりました
雪の新青森駅
ハートマークの足形がかわいい…

この日は奥津軽いまべつ（おくつがるいまべつ）を目指します。
まずは青森駅へ…。
新青森駅のねぶたのオブジェ
在来線ホーム
以前は寝台特急あけぼのなどが停車していたため長いホームですが、現在は封鎖されています
青森に到着

青森からは津軽線（つがるせん）に乗り、蟹田（かにた）まで行きます。
蟹田に到着

蟹田から乗り換えで津軽二股（つがるふたまた）まで行きたいところですが、今年8月の豪雨の影響で、今も蟹田から先は運休しています。
未だ復旧に至っていません

代行バスはあるのですが、1日3本しかなく、この時間帯は運行していないので、デマンドタクシーのわんタクを予約しました。
代行バスと同じ扱いで、この区間の有効なきっぷを持っていれば無料で乗車できます。
（大人の休日倶楽部パスでも無料で乗車できます）
ワゴン型のタクシーに乗ります
奥津軽いまべつ駅に到着

北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅に着きました。
ここは津軽線の津軽二股駅（つがるふたまたえき）に隣接しています。
まずは今回の旅の目的をササっと済ませます
何の目的だったかはまた後日…
この写真の中にヒントが…

帰りは新幹線に乗りますが、時間があるので津軽二股駅を散策します。
津軽二股駅は「道の駅いまべつ」の脇にあります
津軽二股駅構内
道の駅の入口（自動ドアと自動ドアの間）が津軽二股駅の待合室を兼ねていて、時刻表や運賃表もここにあります

この地には北海道新幹線開業前（2009年8月）にも来ています。
その頃は奥津軽いまべつ駅ではなく津軽今別駅（つがるいまべつえき）でした。
写真が残っていたので紹介。。
2009年の道の駅と津軽二股駅
この辺りはあまり変わっていません
駅名標のデザインが変わっています
道の駅入り口に時刻表と料金表があるのは今と同じですが、
当時は津軽今別駅の時刻表もありました
津軽今別駅へはスノーシェルターに囲まれた階段を上っていきます
新幹線建設を想定してか、かなり広い作りです
津軽今別駅から道の駅・津軽二股駅を望む
最初この地に来たときは「本当にここに新幹線の駅ができるのだろうか」と思いましたが、本当にできました

津軽二股駅の散策が終わり、新幹線で東京に戻りました。
新幹線到着5分前ですが、ホームには誰もいません…
（よく見ると1人だけいました）
仙台駅で一度降りて牛たん弁当を購入
6回分指定席が取れるので余裕があります

大人の休日倶楽部パスは、今回使った「東日本」と、「北海道」、「東日本＋北海道」の3つがあり、どれも格安なのですが、連休が取りづらい時期にしか販売されないのがネックです。
（だからこそ安い値段で販売できるのだと思いますが…）
逆に言えば、有休さえ取れればお客さんが比較的少ない時期に優雅な旅ができるのですが…。

いつか有休を取って大人の休日倶楽部パスがフル活用できる日が来るのを祈ります。