北海道カントリーサインの旅（第２弾）・６日め-気まぐれ旅日記

※前回の日記はコチラ

北海道カントリーサインの旅（第２弾）・６日め
（宗谷）
雨所により曇り

北海道カントリーサインの旅の６日め。
今日は今回の旅の２つめの離島となる礼文島（れぶんとう）に向かいます。
昨日の宿泊地である利尻島（りしりとう）から礼文島への直行便で向かいます。

最後の最後も利尻富士はチラ見せしかしてくれませんでした…

利尻島の鴛泊港（おしどまりこう）を離れます

利尻島のシンボルのペシ岬の奥に、うっすらと礼文島が見えます

利尻島（左）と礼文島（右）の間

船に乗ってしばらくして、ようやく利尻富士の全貌が見えました
こうして見るとまさに「海に浮かぶ富士山」です

礼文島の香深港（かふかこう）に近づいてきました

別名花の浮島とも呼ばれる礼文島に到着。
礼文島の市町村は礼文町（れぶんちょう）のみで、カントリーサインは奥尻島と同様、港の入口の所に設置されています。

港の前の道と道道の交差点にカントリーサインが建っています
＃４日めの日記で、稚内市のカントリーサインを「最北のカントリーサイン」と書きましたが、こちらが最北でした。
すみません。

礼文町のカントリーサインをゲットし目的は達成しましたが、せっかくここまで来たので礼文島を観光します。
まずは香深港から北へ進んでいきます。

朝食をまだ食べていないので、「どっちの料理ショー」に出たという「武ちゃん寿司」へ
ウニ丼を食べようと思ったら…オーダーストップ
ガーン└|ﾟロﾟ;|┘

仕方ないので磯っ子ラーメンにしました
バフンウニではないですが、ちょっとだけウニが入ってます

「奇岩」を見ながらのドライブです

礼文島から見た利尻富士

その利尻富士を見ながら立ち読みができると一部で人気（？）のセイコーマート香深店

奥尻島と同じように、礼文島内の地区ごとにカントリーサインのようなものが設置されています
（利尻島には設置されていませんでした（文字のみ））

交通安全を祈願するキャラクター達

これだけはシャレが効いてました（＾＾；

礼文空港
現在では飛行機の発着がない「休止空港」状態で、廃駅のような雰囲気でした

スコトン（須古頓）方面に進みます

船泊湯
日本最北の銭湯だそうです

スコトン岬が近づいてきました
奥に見えるのは海驢（トド）島です

日本最北限のスコトン岬に到着。
ユニークな名前ですが、「スコトン」は漢字では「須古頓」や「須古屯」と書きます。
「最北端」というと宗谷岬が思い浮かびますが、こちらは「最北限」として売っている（？）そうです。
宗谷岬は観光地化されて人が多いですが、こちらは人も少なく、「北の果て」というコトバがぴったりな感じがします。

スコトン岬に到着

売店の隣にある「日本最北限のトイレ」

日本最北限の民宿

奥に見えるのがトド島

こういうところにある自販機を見るとつい値段をチェックしてしまいますが（＾＾；
通常の値段でした

売店で「昆布ソフト」を買いました
溶けやすい（＾＾；

スコトン岬を後にし、戻って南下します。

江戸屋山道を進みます

ここはちょっとした山の稜線を通り、車窓の左右とも絶景！

礼文に来たのだから高山植物の写真を（＾＾；
トウゲブキ（左）とツリガネニンジン（右）でしょうか…
（間違っていたらスミマセン（ｗ））

澄海（すかい）岬
英語っぽい名前です（＾＾；
断崖に囲まれた丸い浜、透き通った海が美しいです
ここは中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」のPVが撮影された場所だそうです

澄海岬近くのおみやげ屋さんで今度こそウニ丼（＾＾；

久種湖（くしゅこ）
日本最北の湖だそうです
青空に見えますが雨降ってます…

馬がいました

桃台猫台へ向かう道を進みます

地蔵岩

桃岩
そのまんま「桃に似ている」ことより名付けられたそうです
特に先端のほうが…

中央にあるのが猫岩
右に向かって座っている猫に似ていることから名付けられたそうです

この辺りは断崖に囲まれています

桃岩荘ユースホステル
（桃岩荘利用者以外道路進入禁止のため、高台より遠影）
ユースホステル界では有名な桃岩荘
「歌って踊る」ユースですが、意外にも（？）禁酒です

桃岩展望台へ続く道
上の写真の場所よりもう少し高台に登ります

桃岩展望台から見た桃岩
今日もガスってた…

桃岩展望台から見た猫岩
もはやただの岩にしか見えない！？

エゾカワラナデシコ（左）とエゾノコギリソウ（右）
（これまた間違えていたらスミマセン）

礼文島の道路の南端、知床
世界遺産も「知床」ですが、アイヌ語で「地の果て」という意味だそうです

礼文を南北に縦断し、香深港に戻ってきました。
通常、このコースをクルマで回ると4時間コースだそうですが、私は6時間かけてたっぷり楽しんできました。
（写真撮りながらだとどうしても長くなります…）

礼文といえば高山植物ですが、そのほとんどが西海岸で見られます。
西海岸沿いにはクルマが通れる道路がほとんどなく、歩く必要があります。
西海岸を歩くと8時間コースだそうです。
礼文をたっぷり楽しむには時間をかけて歩いた方がよさそうです。

昨日の利尻もそうですが、今日の礼文もまだまだ見られなかった場所、やり残したことがあります。
いつかまた来られることを祈りつつ、礼文を後にします。