日光街道の旅・その2（草加～粕壁）

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日光街道の旅・その2
（(2)草加（そうか）～(3)越ヶ谷（こしがや）～(4)粕壁（かすかべ））
晴れ

先週の引き続きになりますが、梅雨入り前の貴重な晴れの日に日光街道の旅を進めたいと思います。
それではスタート！
前回のゴール地点の草加（そうか）駅からスタート！
八幡神社
明治44年に建てられたと言われる道路元標
頑丈な鉄骨に守られています（＾＾；
大川本陣跡と清水本陣跡
おせん茶屋公園と入口にある日光街道道標
「おせん茶屋」の名前は草加煎餅の創始者といわれる「おせんさん」から来ているそうです
周りには草加煎餅屋さんがいっぱい
久野（ひさの）家（大津屋）住宅
県道に合流
ここまでが草加宿内で、交差点際に「おせん公園」があります
おせん公園の柵
日光街道の宿場名が書かれており、裏には草加宿からの距離が書かれています
おせん公園内にある「草加せんべい発祥の地」碑と「松尾芭蕉 奥の細道」碑
草加六丁目橋と際にひっそりと建つ札場河岸（ふだばかし）跡
札場河岸公園へ
松尾芭蕉像がお出迎え
正岡子規と高浜虚子句碑がありました
甚左右衛門堰

札場河岸公園からしばらく松並木道を進みます。
日本の道百選の碑
これが何の形を表しているかわかった人は埼玉県人です（笑
矢立（やたて）橋
「矢立」の名前は奥の細道の「行春や鳥啼魚の目は泪 是を矢立の初として、行道なをすゝまず。」から来たそうです
この橋の下はクルマで何度も通ったことがあり、そのたびにこの橋のインパクトに驚かされましたが、今日初めて橋の上を歩きました
松並木の下、ジョギングしている人が多かったです
お次は百代橋
矢立橋に似ていますが、デジャヴではありません（ｗ
こちらも奥の細道の「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり」から来ています
芭蕉文学碑と水原秋桜子の句碑
2匹のカメの像
輪っかの像（←「水環（すいかん）」という名前があるそうです）
松並木はここまで…
東京外環（国道298号）の下をくぐります
下をくぐった先にある奥の細道の壁画
綾瀬川（あやせがわ）に沿って歩きます
蒲生（がもう）の一里塚
江戸から5番目の一里塚
埼玉県内の日光街道で唯一残る一里塚です
イラストがリアルで怖いです。。
不動明王と馬頭観音
不動明王の下に「是～」と書かれているので道標だと思うのですが、読めません…
清蔵院の山門
山門に龍が彫られていますが、夜な夜な近所の畑を荒らし回るため金網に覆われてしまったと言われています
金網に囲まれた中に力石がありました
裏側にあるのが窮民救済の碑
ここは斜め左に進みます
道と道の間に里程標がありました

第3の宿場、越ヶ谷宿（こしがやしゅく）に入ります。
現在の地名は「越谷」で「ヶ」がつきません。
県道の旧道に入り、越ヶ谷（こしがや）宿内に入っていきます
横田診療所
宿内は日光街道の面影がほとんど残っていませんが、わずかに古民家が残っていました
キッコーマンのホーロー看板が渋い！
LVとは関係ないようです（＾＾；
大橋
ここを右折して少し進んだところに「越ヶ谷御殿跡碑」があるそうですが、行きそびれました…

越ヶ谷宿は見所が少なく、ただひたすら粕壁宿を目指して歩きます。
宮内庁埼玉鴨場
国道4号のガード下をくぐります
少し先でその国道4号と合流し、再びひたすら歩きます…
備後（びんご）一里塚跡
野田線のガード下をくぐります
ここで国道4号と別れ、春日部市街に入ります
東陽寺と河合曽良旅日記の石碑
春日部のランドマーク、ロビンソン百貨店
この近くに本陣跡があったそうです
「西南いハつき(岩槻） 北日光 東江戸」と書かれた道標
今日は春日部（かすかべ）駅で終了しました

日光街道第4の宿場、粕壁宿（かすかべしゅく）に着きました。
現在は「春日部」と書きますが、昔は「粕壁」と書きました。
春日部駅の所在地は「かすかべしかすかべ」ですが、漢字で表記すると「春日部市粕壁」で、「粕壁」という表記が今でも残っています。

今日歩いた距離がおそらく日光街道の旅で一番最長距離となると思いますが、長い距離の割には見所が少ないです。。
草加は日光街道にちなんだ見所が多いのですが、越ヶ谷や粕壁は本陣跡がどこにあるのか
など、標識が建っていません。。
この先も、こんな感じになってしまうのでしょうか。。

現在地：(4)粕壁
今回進んだ宿場：2
今回進んだ距離：18.1km
今回歩いた歩数：28,541歩

残り宿場：17/21
残り距離：106.1km/141.7km

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