東海道五十七次の旅・その2(淀~枚方)

2012年5月2日水曜日

[歩]東海道五十七次(京街道)

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東海道五十七次の旅・その2
((55)山城国・淀(よど)~(56)河内国・枚方(ひらかた))
曇り時々晴れ所により小雨

東海道五十七次の旅の2日め。
今日はいよいよ大阪府に入ります。
昨日のゴール地点、八幡市(やわたし)駅近くの分岐点からスタート!
ひときわ目立つ楠
樹齢1000年なんだそうです
昔は、昨日通った御幸橋(ごこうばし)からここまで、淀川を斜めに通る感じでショートカットされていたそうです

えぇぇぇ!そんなぁ。。
この橋の名前は「橋本橋」(はしもとばし)です
上から読んでも橋本橋、下から読んでも…

「右 八まん宮山道」と書かれた道標
ちなみに、ここは八幡市(やわたし)です…

ここにも「左 八まん」と書かれた道標が…
右の写真を直進すると京阪本線(けいはんほんせん)の橋本(はしもと)駅です


橋本の町並みに入ります。
ここはもと遊郭で、それを偲ばせる古い建物が残っています。
今は営業していないようですが、昔のお店が並んでいます
ここは元スナックでしょうか…
今は静かな通りですが、賑やかだった昔を思い浮かべさせる風景です

橋本の町並みを抜けるといよいよ大阪に入ります。
細道を抜け、今度は淀川沿いの土手を進みます
細道には府境の標識がありませんでしたが、いつの間にか大阪に入っています(^^;
土手の道は風景の変化がないのでただただ歩くだけですが、風があるのが気持ちいいです
(↑昨日も書きましたが(^^;

ゴルフ場まで来てしまうと行き過ぎです
手前に土手から離れるための道があるのでそこを進むのですが…
これを見たのは渡った後でした…
大阪市水道局さんゴメンナサイ…

京阪本線のガード下もくぐり、淀川から離れます
久々のベージュ舗装!
「旧京街道」の標識もあります

樟葉(くずは)駅前
ここでまた京阪本線を跨いで川沿いを進みます

大阪まで25キロ!
府道を斜め左折して旧道を進むのですが、旧道には橋がかかっていないのでまた府道に戻ります(^^;
牧野(まきの)駅手前の踏切を渡ります
このとき、一時的に雨が強く降りました
今日は傘を持ってきましたが、すぐに雨はやみ、結局傘はこのときしか使いませんでした…

またしても踏切で京阪本線を跨ぎます(^^;
しばらく府道を歩き、分岐して旧道に進むのですが…
「旧京街道」の石標が…無惨!
地蔵堂
この辺りに一里塚があったそうですが、それらしい跡はありません…

この辺りの地名は「天之川町」
ロマンチックな名前です

鵲橋(かささぎばし)
流れる川の名前は「天野川」で、「の」が「野」になっています
「天野川」も「天之川町」の地名も七夕伝説が由来なのだそうです

鵲橋の旧橋親柱

天野川を渡ると織姫と彦星が…ではなく、枚方宿(ひらかたしゅく)に入ります。
東見附(ひがしみつけ)
ここから枚方宿内です

枚方宿の問屋役人の小野平右衛門家
枚方市駅前を抜けます
旧枚方橋跡
宗左の辻(そうざのつじ)
京街道と磐船(いわふね)街道との分岐点

枚方イオン前
こういう賑やかなところを通ると東海道五十七次の旅中であることを忘れさせます(^^;

…が、こういう石標があったりして我に返ります(w
賑やかなイオン前から一転、静かな町並みを歩きます
高札場跡
本陣跡
現在は公園になっています

ち○こ!?
この辺りは細かく右左折するので、道標を見逃すと迷子になります…
枚方宿の問屋役人の木南喜衛門家
枚方宿鍵屋資料館
今日は閉館日でした(^^;

西見附(にしみつけ)
ここまでが枚方宿内です

工事中のところ失礼します(^^;
しばらく住宅街を進みます
光善寺
蓮如上人が腰をかけて説法したといわれる腰掛石
天満宮

枚方宿を抜けると、再び淀川の土手へ。
今度はかなり長い間土手(河川敷)を歩かなければなりません。
階段を上って土手を歩きます
この辺りは「淀川河川公園」になっており、仮設トイレが何ヶ所かあるので安心です

茨田堤(まむたのつつみ)碑
河川堤としてはここが初めてなんだそうです

淀川新橋
こうした橋が「地図上でどこまで進んだか」のチェックに使えます
(GPSでもいいんですが(^^; )

茨田樋遺跡水辺公園
鳥飼仁和寺大橋(とりかいにわじおおはし)手前の分岐点まで来ました

ここで一つの決断を下さなければならなくなりました。
この時点で午後4時を過ぎていました。
普段ならこの辺で歩くのを止めて電車で戻るのですが、この近くには駅がありません
京街道(京阪国道)はほぼ京阪本線に沿って通っているのですが、この辺り(枚方公園駅~守口市駅)はかなり離れたところを進んでいます。
それに代わる鉄道路線もないので、駅まで行くには歩くかバスなどを使うしかありません。

バスについては、今回は特に調べてなかったので、バス路線があるかどうかもわかりません。
あとは「歩いて駅まで行く」という手ですが、この先に大阪モノレールの大日駅(だいにちえき)があることがわかりました。
そこまでかなり距離があるのですが、頑張って歩くことにしました。

ちなみに「鳥飼仁和寺大橋」という名前の「仁和寺」は京都の仁和寺から来ているそうです。
ただし、京都の「仁和寺」は「にんなじ」ですが、ここでは「にわじ」と読みます。
ということで、このまま土手を進み、鳥飼仁和寺大橋の下をくぐります
橋の上に見える建物は料金所です

ゴール(大阪モノレール)は視界に入っているんですが、そこまでが遠いです…
疲れMAXですが、階段を上って最後の寄り道…
佐太の渡し場跡
佐太天満宮の鳥居
「俳聖蕪村の句碑境内に在り」って…なんか宣伝のように見えます(^^;
佐太天満宮本殿と蕪村の句碑
土手に戻ってさらに進みます
もう足がガクガクです…

ようやく大阪モノレールの近くまで来ました
日本橋から532キロのところまで来ました
大日駅に着き、ようやく今日の旅が終了しました
今日は疲れすぎてお店を選ぶ余裕もなかったので天一で(^^;

普段は6~8時間くらい歩くのですが、ちょうどいいところに駅がなかったこともあり、この日は約10時間近く歩きました。
その分明日歩く距離が短くなったのですが、足はガクガクになり、水ぶくれになったりして痛いです…。
筋肉痛も蓄積してきていますが、ケガに気をつけつつ最後を締めくくりたいと思います。

現在地:(56)枚方(のかなり先)
今回進んだ宿場:1
今回進んだ距離:19.6km
今回歩いた歩数:40,942歩

残り宿場:2/58 ※「58」は高麗橋を含めた数
残り距離:17.5km/546.3km

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