高速バスの旅(東京~名古屋編)

2023年8月3日木曜日

バス

t f B! P L


鉄道や飛行機、船…旅をするときの移動手段は色々ありますが、高速バスはあまり使ったことがありませんでした。

学生時代に4列シートの夜行バスに乗ったことがあるのですが、隣の席に他のお客さんがいる状態で一夜を過ごしたこともあってほぼ寝ることができず、翌日最悪なコンディションで過ごした…という感じであまりいい思い出がありません(^^;

それ以降夜行バスは一度も乗ったことがなく、昼間の高速バスもほとんど乗ったことがありません。
最近の高速バスは快適なのか…それを確かめたく、即席で東京(とうきょう)~名古屋(なごや)間を高速バスで移動する旅をしてみました。

高速バスの予約には高速バスネット(https://www.kousokubus.net)を使いました。
シートマップから座席を選べます
独立3列とはいえA席とB席の間は多少狭く、B席とC席の間が広めなのでC席を指定しました


行きは昼行の新東名スーパーライナー9号に乗ります。
東京~名古屋間を直行で走ります。(開放休憩は2回あり)
前日の予約で5,500円(ネット割適用で5,390円)です。
早割が空いていると4,500円で乗れます。

新東名スーパーライナーは通常4列シートなのですが、この9号は独立3列シートです。
(独立3シートは1往復だけのようです)
東京駅八重洲口(とうきょうえきやえすぐち)
12:30発の名古屋行きに乗ります

発車時刻まで待合室で待てますが、それほど広くはありません
トイレはあります

小さめですが売店もあります
コインロッカーもありますがほぼ埋まっていました
東京駅構内のほうが空いているかも知れません

9番乗り場から発車します
真ん中のドアから乗車します
トランクルームもあります(私はこの日は持ち込み荷物のみ)

座席はこんな感じ
2階建ての2階席なので景色が最高です
クレイドルシートで、リクライニングすると座面も動きます
ヘッドレストも上下に動きます
USBあり、ドリンクホルダー1個あり、オットマンあり、テーブルなし

全席にカーテンがあります
(間が狭いA席・B席の間にもカーテンあり)
カーテン閉めるとプライベート感が増して周りのお客さんがほぼ気にならなくなります
空調もちょうどよかったです(当方暑がり)

フリーWi-Fiがあります
…が、なかなかつながりにくく、つながっても通信速度は調子よくて1Mbpsくらいという感じです
自分のスマホの残り通信量(ギガ数)を気にしないのであればフリーWi-Fi使わない方がいいかも…


名古屋へ向けて出発!
東名高速(とうめいこうそく)までは順調に進みましたが、途中の大和(やまと)トンネルの手前で渋滞。。
大和トンネルの渋滞は想定内ですが、その手前で事故が発生していてさらに渋滞になっていました。
渋滞の中や末尾は追突事故が多いので気をつけたいです。

定刻から70分遅れで最初の開放休憩である足柄SA(あしがらサービスエリア)へ。
高速バスはこのサービスエリア(パーキングエリア)での休憩が楽しみです。
出発時刻はバス入口の所に掲示されています
休憩時間は20分くらい
乗り遅れ注意!

朝霧高原いちごソフトクリーム

御殿場JCTからは新東名高速(しんとうめいこうそく)へ。
制限120km/hですが、高速バスはそこまで飛ばさず走って行きます。

定刻から70分遅れのまま2回目の開放休憩である遠州森町PA(えんしゅうもりまちパーキングエリア)へ。
ここは建物入り口のすぐ前にバスが止まります
歩く距離が最低限!

極 森町抹茶ミックスソフト

遠州森町PAを出るとあとは名古屋駅まで無停車です。
名古屋市内ではほとんど渋滞がなく、最終的には定刻から60分遅れの18:30頃に名古屋駅に到着しました。
東京から約6時間半
長かったですが、独立3列シートのおかげで快適に過ごせました


私は隣席に人がいるグリーン車より、隣席に誰もいない普通車のほうが快適と思えるほど隣席を気にします。
独立3列シートでカーテンもあるので、プライベート感が違います。
前後方向の空間は余裕ないですが、横方向は通路を誰も歩いていないと多少足を広げても迷惑にならないので快適に過ごせます。
タイパを度外視すれば高速バスもいい選択肢だな…と感じました。
(でもやっぱり4列は厳しい…)
地下街エスカの中にある矢場とん
わらじとんかつ定食(みそだれ&ソース)
ロースですが柔らかく美味しかったです

夜の名古屋駅

快適な高速の旅でよかった…と余韻に浸るのもつかの間。
今日の旅はここからが本番!
このまま東京に折り返します!(笑

学生時代に乗った4列シートの夜行高速バス…何とかリベンジを果たしたかった。
ということで、体力の限界に挑む(?)べく、昼行に乗った同じ日に夜行高速バスに乗ります!
…とはいえ、4列シートは厳しいので帰りも独立3列シートです。

帰りはドリームなごや4号です。
前日の予約で7,500円です。
22:20に名古屋駅を出発し、途中何カ所か停留所に寄り、東京駅には06:03に到着します。
(バスタ新宿でも降車できます)
こちらは夜行バスを待つお客さんたち
屋外で待たされます

JR系のバス利用者は涼しい屋内で待機できます
こちらは10分前に出発するドリームなごや2号
こちらが今回乗るドリームなごや4号
窓のカーテンは最初から閉じています

昼間乗ったバスと同型式
USBあり、ドリンクホルダー1個あり、オットマンあり、テーブルなし
夜行便はブランケットがあります(昼行便にはない)
足元の青色の照明が結構まぶしいです(深夜も減光しない)


夜行便も途中2回開放休憩がありますが、頑張って寝ようとしたので2回とも外に出ず車内で過ごしました。
05:20(定刻 05:30)頃、バスタ新宿へ。
ここで降りるのは初めてです
朝のJR新宿駅南口
さすがに人が少ないです

JR新宿駅新南口
バスタ新宿と一体化しています


■感想
昼行便は快適に過ごせました。
タイパを考えると新幹線の方がいいかも知れませんが、それほど急いでいないのであれば高速バスもアリかと思います。
4列シートでもよければもっと安い便はあると思いますが、独立3列シートは隣の人と接しないので、前後方向の空間に余裕がなくても横方向に余裕を感じて快適です。

ただ、夜行便は…リベンジ失敗└|゚ロ゚;|┘
ほとんど眠れませんでした(ーー;
昼行便と同じ形式のバスで、昼は快適だったので夜も快適かと思ったのですが…。

昼行便は新東名高速経由で、夜行便は東名高速経由(新東名高速は一切通らない)という違いがあります。
また、昼行便は後ろのほうの座席を予約し、夜行便は前の方の座席を予約しました。
そういう違いがあったせいか、夜行便は常に細かい縦揺れがあったような感じがしました。
ただ、東京~御殿場JCTの間は昼行便も夜行便も同じ東名高速なので、座席の位置の問題でしょうか。。
今回は2階席でしたが、1階席だとまた違ったかも知れません。
バスの個体差なのか、あるいは昼行便は久々の高速バスでテンションが上がっていて(?)細かい縦揺れを感じるヒマがなかったのか…。

空調はやや寒く感じましたが、ブランケットを掛けたらちょうどいい感じでした。

2階席は見晴らし最高でしたが、床から天井までの空間が低く、頭上の棚の空間がかなり狭いです。
私はほとんど荷物が入っていないリュックでなんとかギリギリ入りましたが、厚めの荷物は入りません。
トランクルームに入れるか足元に置くことになります。  

今回は昼行便も夜行便もC席を予約しましたが、私が感じたA~C席の特徴は…

■A席(進行方向向かって左側)
隣席(B席)が人がいなければ最高!
隣席が人がいる場合、もしトイレ等で通路に出たいときは隣席の方に気を遣います。

■B席(中央だが進行方向向かってやや左寄り)
通路側の席ですが、積極的に選ぶ理由はあまりないと思います。
2人旅行でA席の人と一緒の旅のときはいいと思いますが、夜行の場合は特にあまり意味がないと思います。

■C席(進行方向向かって右側)
窓側であり通路側でもあるので個人的にはおすすめの席
ただし夜行便は足元の照明がまぶしい。。

B席に人がいなければA席が最高だと思います。
隣に通路がない(間が狭すぎる)ので横を人が通ることがないのと、夜は照明が暗めで落ち着けます。
ただ、早めに座席を予約する場合は隣に人が来るかどうかは読めないので、確実に隣席と間が確保できるC席がいいと思います。

C席(B席も)は足元の照明がまぶしいのは落とし穴でした。。
(夜間に通路を歩く人のために減光できないのだと思います)
アイマスク必須と感じました。

昼行便は快適に感じましたが、夜行便を快適に過ごす(眠る)ためにはまだ課題があると感じました。
いつか(また)リベンジします!(^^;

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