東海道五十三次の旅・その2(川崎~程ヶ谷)

2011年1月16日日曜日

[歩]東海道五十三次

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※前回の日記はコチラ

東海道五十三次の旅・その2
((2)川崎(かわさき)~(3)神奈川(かながわ)~(4)程ヶ谷(ほどがや))
曇り

東海道五十三次を歩いて回る旅.
「こまめにやろう」と思っていましたが,いつの間にか前回から1ヶ月以上経ってしまいました(^^;

ということで,前回中断した川崎宿(かわさきじゅく)から今回の旅スタートです!
 前回中断した砂子(いさご)交差点から旅再開!
川崎宿京入口
松尾芭蕉の句碑
八丁畷(はっちょうなわて)駅
ミスルートしやすい場所ですが,旧東海道は踏切を渡り,線路沿いに行く道路を進みます

この付近で見つかった人骨を慰霊するための碑
「八丁畷」とは川崎宿から下の写真の市場(いちば)の間が約8丁(約870m)あったことから名付けられたそうです

熊野神社
何かやっていたんでしょうか…人が多かったです(^^;

市場一里塚(いちばいちりづか)
日本橋からちょうど5里(約19.6km)にあたる場所です

鶴見川橋(つるみがわばし)
鶴見橋関門跡
京急鶴見(けいきゅうつるみ)駅
ここもミスルートしやすいですが,駅東口に進むような道を行きます

 ここでやっと国道15号と交差

ここにはあの(?)国道(こくどう)駅があります.
東海道とはあまり関係ないのですが(^^; ちょっと寄り道….
国道15号沿いにあるから「国道」駅
そのまんまの名前です(^^;

ネットの奥に見える穴は,太平洋戦争中に受けた銃撃の跡です
割れたガラスは太平洋戦争で受けたものかはわかりませんが…

中に入ると,昭和時代から時が止まっているかのようなノスタルジックな雰囲気…
東京から一番近い「秘境」駅です

 
木製のラッチ
簡易Suica読み取り機があるのはご愛敬ですが(^^;

24時間陽が当たらない,薄暗い雰囲気です
釣船「荒三丸」
荒三丸といえば「男女七人秋物語」を思い出すのはアラフォーの証でしょうか(^^;
川崎~木更津(きさらづ)のフェリーが物語の舞台でしたが,今ではアクアラインができたので物語が成立しなくなりました…


以上,立ち寄り終わり(笑
引き続き,国道駅の東口から旧東海道を進みます.
恵比寿神
蛇も蚊も(じゃもかも)
生麦事件碑
※もともとは旧東海道と国道15号の合流地点にありましたが,首都高速建設工事のため一時的に場所が移動されています

旧東海道と国道15号の合流地点
首都高の工事やってます

フェンス越しに見える生麦事件ゆかりの井戸跡
生麦といえば…キリン横浜ビアビレッジ
入江橋
なぜか欄干の橋の名が剥がされています

ちょっと早いですがラーメンでお昼ご飯
立派なパス停ですが,平日は4本しかなく,休日に至っては1本も来ません
こんな立派でいいんでしょうか(^^;

国道15号の終点付近
ここは国道沿いではなく,手前の商店街を進みます


この商店街のあたりから,第3宿場の神奈川宿(かながわじゅく)のハズなのですが,それらしい看板がまったくありません(・・;
取りあえず進んでいきます.
神奈川駅(かながわえき)
県名が駅名になっている駅の中でもかなりのショボさです
…あ,香川駅や福岡駅には敵いませんが(w
※ちなみに香川駅は神奈川県に,福岡駅は富山県にあります


神奈川駅を茶化して(?)書きましたが,この辺りに神奈川宿があり,昔は神奈川のターミナル駅でした.
しかしその後港が開港した横浜(よこはま)が栄え,現在はそちらがターミナルになりました.
旧東海道はそんな横浜駅近辺からは少々離れて進みます.
青木橋(あおきばし)交差点
国道1号と国道15号が合流する場所です
青木橋
旧東海道はこの写真の真ん中の方向です

大綱金刀比羅神社(おおつなこんぴらじんじゃ)
田中家
神奈川宿が賑わっていた頃から続く料亭だそうです

神奈川台の関門跡
この関門を境に坂になっていて,見晴らしが利いたそうです

浅間下(せんげんした)交差点
渋滞の名所です(^^;

浅間(せんげん)神社
「旧東海道」と書かれたプレートが埋め込まれています
…ベージュで塗られたところが旧東海道でしょうか(^^;

賑やかな商店街に入ってきました
橘樹神社(たちばなじんじゃ)
「橘樹」と書いて「たちばな」と読むそうです

天王町(てんのうちょう)駅
少々曖昧なのですが,旧東海道はここを突き抜けるようです


天王町駅の前に広場があり,その中に旧帷子(きゅうかたびら)橋跡があります.
このあたりからが第4宿場の程ヶ谷宿(ほどがやじゅく)だそうです.
「程ヶ谷」は,今は地名では「保土ケ谷」(「ケ」は大文字)と書き,駅名では「保土ヶ谷駅」(「ヶ」は小文字)と書きますが,石碑などには「程ヶ谷」と書かれているのもあるので,この日記では「程ヶ谷」と記すことにします.
広場内になる旧帷子橋跡
保土ヶ谷駅手前の分岐
旧東海道は右側の道を進みます

金沢横町(かなざわよこちょう)道標四基
右から「円海山之道」,「かなさわ、かまくら道」,「杉田道」,「富岡山芋大明神社の道」です

保土ヶ谷宿本陣(ほんじん)跡
幕府の役人や大名が宿泊したところ

脇本陣(わきほんじん)大金子屋(おおかねこや)跡
保土ヶ谷に3つある脇本陣のうちの1つ
本陣が混雑しているときにこちらに泊まったそうです
残り2つは次回に(^^;


ということで,今回はこの程ヶ谷宿で終了.
神奈川宿から程ヶ谷宿までは近いので,前回に比べて今回は距離が短くラクでした.
(前回:17.6km,今回:14.6km)
足の痛みもほとんどなく,リハビリにはちょうどよかったです(^^;

程ヶ谷宿は武蔵(むさし)国最後の宿場.
次の宿場である戸塚宿(とつかじゅく)へは,箱根駅伝の2区の名所でもある権太坂(ごんたざか)を越えて相模(さがみ)国に入ります.
ここまで坂らしい坂はなく,強いて言えば上の「神奈川台の関門跡」前後の坂くらいでしたが,戸塚宿への道はこれ以上の坂道になります.
とはいえ,これで音を上げていたら箱根越えは到底できませんが..

今日は程ヶ谷宿で終了したので保土ヶ谷駅近辺でホテルを探したのですが,この近辺にはホテルがありません…(←もしかしたらあるのかも知れませんが)
なので横浜駅まで移動して泊まることにしました.
横浜市街は初めて通りますが,大阪ミナミのような雰囲気を感じました
真ん中を川が突き抜けているからでしょうか…
横浜の夜景と朝の風景

現在地:(4)程ヶ谷
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:14.6km

残り宿場:50/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:459.9km/492.1km

※次回の日記はコチラ

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