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東海道五十三次の旅2ndシーズン・その9
((42)桑名~(43)四日市)
晴れ
東海道五十三次の中で一番長い宿間である宮宿と桑名宿.
その宿間を佐屋街道経由で歩いてきましたが,今回はまた東海道に戻り,四日市宿(よっかいちしゅく)を目指します.
昨日のゴール地点である桑名駅からスタート!
春日神社(かすがじんじゃ)の青銅鳥居としるべ石
歴史を語る公園に到着
ここは東海道五十三次をモチーフにした公園です
左の写真の日本橋からスタートして,右の写真は富士山
上の写真の切り欠きは七里の渡し!?
下の写真の三条大橋でゴールです
所要時間約3分(w
指さししている道標です
京町見附跡
今では公園になっていますが,桑名市役所もここにありました
商店街を抜けるとベージュ塗装は終わりますが,曲がる箇所に道標があるので迷いません
この道標を見失うと大変ですが(^^;
この辺りは枡形道になっていて細かく何度も曲がります
ショートカットすれば近いんですが(^^;
すごいおもちゃ屋を発見!
(お店の前の道も旧東海道です)
コスモスはいいとして,ジュースの自販機に紙を貼っていいんでしょうか…
広瀬鋳物工場跡
今では某会社社長(?)の自宅のようです
鉄骨で補強された古い道標がありました
矢田立場跡
ここを曲がるとしばらく道なりを進みます
江場松原跡
昔はこの辺りに松並木が続いていたそうですが,伊勢湾台風で流され,住宅地になった今では1本も残っていません
員弁川(いなべがわ)手前にある伊勢神宮常夜灯里程標
道標には「東海道 直進」と示されているので直進しますが…
直進した先は行き止まりで橋はもう架かっていません(^^;
ということで,隣の国道1号の橋を渡ります
員弁川を渡ると朝日(あさひ)町へ
山口誓子句碑と縄生(なお)一里塚跡碑
伊勢朝日(いせあさひ)駅
この付近はJR線より近鉄線のほうが東海道に近い道筋を通っています
伊勢朝日駅近くにある東海道道標
放置自転車が…
ひときわ目立つ榎の木
樹齢300年だそうです
小向(おぶけ)神社石柱
東海道を示す看板が折れ曲がっています
これは,この交差点を斜め左に曲がることを示しているのですが,こう曲がっていると何かの拍子で曲がったりとかイタズラで曲げられたのかと勘ぐってしまい,イマイチ信用できません…
が,こんな看板があったので信じるでござる
遠くに伊勢湾岸道が見えるこのベンチで休憩
仕事の電話してましたが(^^;
常夜灯と伊勢湾岸道の高架下すぐにある朝明川(あさけがわ)
朝明川を越えるといよいよ四日市市(よっかいちし)へ.
しかし,ここからが結構長いです….
四日市市内はこのような看板があり,主要地点の距離がわかるようになっています
お濠で囲まれている長明寺山門
蒔田氏の居城だったそうです
歩行者専用のミニストップ!?
…お店までの道が狭すぎるからでした
(クルマのときは別の道から駐車場に入れます)
富田(とみだ)一里塚跡碑
江戸から98番目の一里塚
八幡神社と力石
力石を方まで担ぎ,力自慢を競ったそうです
これだけ大きく書かれているとわかりやすいです(^^;
間の宿(あいのしゅく)富田
ウォークマップがありました
普通紙ではなく水に強いしっかりした紙に印刷されていました
十四川(じゅうしがわ)と桜並木
春になったら綺麗な桜の花を咲かせるんでしょうね…
薬師寺と根上り松
相当困っていそうです(^^;
新設用水道碑の近くにも力石がありました
子供力石なら持ち上げられました(^^;
米洗川(よないがわ)際にある,ひときわ目立つ常夜灯
東海道に残っている常夜灯で最大級だとか
かわらづの松
「かららづ」はここの地名の「川原津」から来ていますが,この近辺は松が残っているところが少ないことから,東海道の松を「変わらず」残していくという気持ちも込められているそうです
ちょっとだけ国道1号に合流
国道1号沿いにも小さな道標がありました
国道1号と分かれ,多度神社と三ツ谷一里塚碑
江戸から99番目の一里塚
100里まであと4km!
海蔵川(かいぞうがわ)
ここも旧東海道沿いには橋がないので国道1号にお邪魔します
海蔵川を渡ると,いよいよ四日市宿内に入っていきます.
笹井屋
名物「なが餅」のお店で,創業は1550年だそうです
昔からずっと四日市宿を見守っていたんでしょうね…
大きめな道標
これもやはり指さしてます
昔の東海道の道筋には建物が建っているので,ちょっとだけ回り道します
回り道の途中にある東海道の看板
厳密には東海道ではないので,小さく「へ」の文字が追加されています(^^;
諏訪神社
諏訪神社の前を過ぎると,四日市宿名物(?)のアーケードの東海道です.
アーケードの東海道は,滋賀県の水口宿(みなくちじゅく)にもあるので唯一ではないのですが,珍しい存在です.
こういうところだと雨でも困らないんですが(^^;
アーケード東海道の入口
四日市に伝わる民話の大入道(おおにゅうどう)
首が伸び縮みしていました(^^;
アーケードの出口
目の前の大通りを右折すると近鉄四日市駅,左折するとJR四日市駅です
ということで,今回のゴールである近鉄四日市駅へ到着
ちなみに,お店などで単に「四日市駅前店」というと(JRの)四日市駅ではなくこの近鉄四日市駅のほうを指すようなので,初めて来る人は注意が必要かも知れません
この日はトンテキを頂きました
今回の区間は距離的には少し短めだったのでもう少し歩いておきたかったのですが,日没が近くなってきたことと3日間の疲れもあったのでここで終了にしました.
桑名宿から三重県に入っていますが,三重に入ってからトイレに難儀することが多くなりました.
旧道が国道1号から離れていることもありますが,三重県は東海道にあまり力を入れていないのか(!?),休憩施設が少ない気がします.
それに対して,民家で住居と別に庭の一角にトイレだけがあるような家が多くあった気がします.
(ちなみに昔は東海道沿道にこうした「トイレ」が数多くあり,それから肥料を作っていたそうです)
そんな中,穴場(?)と思ったのがお寺.
境内にトイレがあることが多いことに気づきました.
今後はトイレに行きたくなったときは公園の他にお寺もチェックするようにします(^^;
これより滋賀の草津(くさつ)まではあまり大きな都市は通らなくなるため,トイレや食事処,そして泊まるところに難儀しそうです.
現在地:(43)四日市
今回進んだ宿場:1
今回進んだ距離:12.6km
今回歩いた歩数:30,278歩
残り宿場:11/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:105.2km/492.1km
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