東海道五十三次の旅2ndシーズン・その10(四日市~庄野)

2012年2月10日金曜日

[歩]東海道五十三次

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※前回の日記はコチラ

東海道五十三次の旅2ndシーズン・その10
((43)四日市~(44)石薬師~(45)庄野)
晴れ

昨年末くらいから仕事が忙しくなったのですが、前回は何とか年末に東海道五十三次の旅に行きました。
年が明けてから激務から解放されるかと思いきや、更に忙しくなり。。
やっと先週一段落したので、今週は代休を取って2泊3日で旅に行くことにしました。

今日はその1日め。
前回のゴール地点である近鉄四日市(きんてつよっかいち)駅のアーケードから再開です!
四日市宿名物(?)のアーケードの出口からスタート!
丹羽文雄(にわふみお)誕生地碑
現道の国道1号はクルマが多いですが、旧東海道はクルマも少なく静かな町並みです
鈴木薬局の建物
150年も前に建てられたそうです

鹿化橋
「かばけばし」と読みます

鹿化橋から見た鈴鹿山脈と近鉄内部(うつべ)線
大宮天神社

町並みを歩いていると、ついに江戸から100番目の一里塚である日永(ひなが)の一里塚へ到着。
江戸から約400km。ゴールまであと92kmです。
ちなみに、並行して走る国道1号もこの付近に400kmポストがあります。
倉庫に挟まれた一里塚跡
100番目を示すような案内板も特になく、少し寂しげ…

四日市近辺に残る数少ない松
こう書かれると大津と津が近い感じがします(?)が、もちろん全く別々の場所です

さらに進んでいくと日永の追分けへ。
お伊勢参りの「伊勢参宮道」と京へ上る「東海道」が分かれる場所です。
日永の追分け全景と追分け道標
ご神水
ポリタンク用意して汲んでいる方がたくさんいました

内部線の終点、内部駅
新幹線の半分の軌間のナローゲージの電車が走っています
名古屋からここまで近鉄線に沿って歩いてきましたが、ここでお別れです

内部橋際にある「内部平成の一里塚」
休憩場になってます

国道1号から旧道に入っていきます

今日のヤマ場、杖衝坂(つえつきざか)に到着。
古事記によると「日本武尊が東征の帰途、疲れ果てた身でこの地をお通りになり、あまりのお疲れに腰の剣を杖にして上ったので杖衝坂といえる」だそうです。
コンクリート舗装のところから杖衝坂の始まりです
急坂を上っていきます
剣を杖にした気持ちがわかります(^^;

坂の途中にある「うつべ街かど博物館」
毎週水・土・日曜開館で、この日は休みでした

坂の途中から下り方向を望む
杖衝坂碑と芭蕉句碑
やっと頂上に着きました
血塚社
日本武尊が血をぬぐった場所だそうです

四日市市街を望む
お腹が空いてきたので、トラック野郎御用達(っぽかった)食堂でお昼ご飯
采女(うねめ)一里塚碑

国道1号と合流し、しばらく歩くと鈴鹿市(すずかし)へ入ります。
鈴鹿市の境のところで旧道へ
緑のペイントは旧東海道を示すのでしょうか…
この付近しかペイントされていませんでしたが(^^;

旧東海道と国道1号は、こうして地下道で横断することが多いです

再び国道1号に合流し、少し歩くと第44宿場、石薬師宿(いしやくししゅく)に入ります。
石薬師宿は国文学者の佐佐木信綱(ささきのぶつな)の生誕地で、今では強烈なほどの信綱押しをしています(^^;

ちなみに、佐佐木信綱は直接東海道とは関係ありません。(昭和の人なので…)
さらにちなみに、「ささき」はよく「佐々木」と書きますが、「佐々木信綱」だと戦国武将にいるので、区別するために「佐佐木」と表記するのでしょうか…!?
石薬師宿の入口
石薬師宿内は「信綱かるた道」と称して、信綱が詠んだ歌が書かれた看板が並んでいます
地図があったので手に取ってみると、なんと36もの看板があります
最初は興味なかったのですが、これを見てしまうとついコンプを目指したくなります(^^;

普通の民家にも容赦なく(!?)看板があります
北町の地蔵堂
大木神社
ここにも信綱の句碑が…

小澤(おざわ)本陣跡
ここにもやっぱり信綱の看板が…(^^;

旧小澤本陣休憩所
石薬師文庫
今でも時々本を貸し出しているそうです

信綱の生家と佐佐木信綱資料館
信綱の父、弘綱の紀念碑
国道1号の上を通る瑠璃光橋
何となくオシャレ!?

石薬師寺(いしやくしじ)
庭が綺麗です

芭蕉句碑(写真上)と一休禅師歌碑(写真下)
蒲冠者範頼之社(かばのかんじゃのりよりのやしろ)
石薬師の蒲桜(かばざくら)
石薬師の一里塚
ちょうどこの位置が石薬師の西端です

最後の看板
日記には載せていませんが、36個すべてコンプしました(^^;


信綱押しの石薬師宿を抜け、次の宿場である庄野宿(しょうのしゅく)を目指します。
田んぼの中のあぜ道を歩きますが、これも旧東海道です(^^;
国道1号に合流し、そのまま進むと庄野宿ですが、今日はその手前で曲がって加佐登(かさど)駅へ進みます
加佐登駅
今日はここまで。
電車は1時間に1本。乗り遅れたら大変です(^^;


今日は庄野宿の入口あたりで終了しました。

今日は少々物足りなさを感じるのは、距離が短めだったこともあるのですが、何よりも石薬師宿の信綱押し(笑
かるた道は他の宿場とは違った楽しみがあるのですが、東海道に結びつくような史跡があまりないのが残念です。
四日市宿も本陣跡など案内板がなく、アーケードになって江戸の風情が全然残っていないので、東海道の旅としては物足りなさがあります。
(アーケードはそれはそれで面白いんですが(^^; )

現在地:(45)庄野
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:13.4km
今回歩いた歩数:23,004歩

残り宿場:9/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:91.8km/492.1km

いよいよ残り100kmを切りました。

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