東海道五十三次の旅2ndシーズン・その11(庄野~関)

2012年2月11日土曜日

[歩]東海道五十三次

t f B! P L
※前回の日記はコチラ

東海道五十三次の旅2ndシーズン・その11
((45)庄野~(46)亀山~(47)関)
晴れ

昨日は庄野宿(しょうのしゅく)の入口手前で終了しましたが、今日はその庄野宿からスタートです!
昨日のゴール地点、加佐登(かさど)駅からスタート!
程なくして庄野宿の入口へ到着
古い民家が建ち並びます
宿場資料館
旧小林家住宅です

問屋場跡
庄野宿本陣跡
高札場跡
川俣神社とスダジイの木
あっという間に庄野宿の西端へ

古い民家が並ぶ庄野宿内を抜けると一変、のどかな道を進んでいきます。
ここは少々複雑ですが、詳細な地図があるので安心!?
地下道を2回通過します

マルマルモリモリ…
ちなみに「神戸」は「かんべ」と読み、現在の鈴鹿市駅近くの地名です

道の左右にある領界傍示杭
「従是東神戸領」と書かれています

富田一里塚跡碑
富田一里塚跡碑のすぐ隣にある領界傍示杭
こちらは「従是西亀山領」と書かれています

西富田川俣神社(かわまたじんじゃ)と境内にある無上冷水井跡
この辺りには「川俣神社」という名の神社がいくつもあります

和泉橋(いずみばし)と安楽川(あんらくがわ)
交差する道路の先にある細い道が旧東海道です
田んぼに挟まれた道を進みます
天気もよくて気持ちがいいです

井田川(いだがわ)駅
駅前工事中でした

国道1号と交差しますが、国道1号には合流せず直進します
亀山(かめやま)だけに亀のプレートです(^^;
上の写真の国道1号を交差してからすぐ左折
民家が並ぶ道に入っていきます

谷口法悦(たにぐちほうえつ)題目塔と和田道標(わだどうひょう)
道標には「従是 神戸 白子 若松道」と書かれています

内科と美容整形外科はちょっと面白いな…と思いました(^^;
石上寺(せきじょうじ)と寺の前の坂
坂を上りきると和田一里塚がありました
カメヤマローソク工場
亀山は今では「シャープの亀山工場」で有名ですが、その昔はローソクで有名でした


いよいよ第46宿場、亀山宿(かめやまじゅく)の宿内に入っていきます。
「従是西亀山宿」の木札
昔の亀山宿を感じさせる木札
昔からの建物やユニークな建物も建っています
江戸口門(えどぐちもん)跡
ここからが宿場の中心街です

亀山のB級グルメ「味噌焼きうどん」が気になったのでここで昼食
椿屋脇本陣跡と樋口本陣跡
旧東海道はここで左折しますが、交差点の向かいに高札場跡があります
上の写真と同じ交差点に大手門跡があるのですが、その標があるのは交番の裏のパトカーの陰…
わかりづらいです(^^;

上の写真の交差点を左折するとベージュ舗装になります
ここは曲尺手(かねんて)になっています

亀山城址近くにある池の側松並木
石井兄弟敵討の碑と亀山城石坂門跡
亀山城多門櫓(たもんやぐら)は修復中でした。。
亀山神社と亀山藩御流儀心形刀流武芸形(かめやまはんおんりゅうぎしんぎょうとうりゅうぶげいけい)
亀山城楠門跡
西町問屋場跡
「右郡役所 左東海道」と書かれた道標
青木門跡と侍屋敷・加藤内膳家長屋門(さむらいやしき・かとうないぜんけながやもん)
亀山城西之丸外堀
亀山城京口門(きょうぐちもん)跡
ここまでが亀山宿の中心街です

照光寺(しょうこうじ)と赤堀水之助碑
森家住宅
今では休憩処になっています

大木がひときわ目立つ野村一里塚
榎ではなくムクノキだそうです

遠くに国道1号が見えます
赤い舗装の通りに右折していきます
布気(ふけ)神社
常夜灯がずらりと並んでいます
それぞれに電球がセットされているので夜は綺麗そう…

本来の旧東海道は直進ですが、その先は踏切がないので手前で左折して陸橋で線路を越えます
裏を見ても「ありがとうございます」としか書いていません
何に感謝しているのかわかりませんでした(^^;

大岡寺畷(たいこうじなわて)跡
この近辺に松並木があったそうです

国道25号(名阪国道)の高架下にある歌川広重の絵
上(名阪国道)は何度も通ったことがありますが、下にこんなのがあるのは知りませんでした…

鈴鹿川の堤の道を進んでいきます
ほんとのどかです…

鈴鹿だけに鹿に鈴がくくりつけられています(^^;

のどかな道を歩いていると国道1号に合流。
すぐに旧道に分かれて第47宿場、関宿(せきじゅく)の宿内に入っていきます。
実はこの手前くらいからトイレに行きたくてしょうがなくなり、苦しい思いをしながら歩いていました。。
のどかすぎてトイレがありそうな建物が全くなく難儀していましたが、関宿に入って命拾いしました(^^;
斜め右方向に進んで関宿の町並みに入ります

関宿は島田宿にもあった昔ながらの町並みを再現すべく、電線がありません。
懐かしいホーロー看板
東の追分け
伊勢街道との分岐点で、左に見える鳥居は伊勢神宮の鳥居です

一里塚跡
あまりにも目立たないので見逃しそうでした(^^;

古い民家が並び、電線がないことから昔の町並みを彷彿とさせます
夕暮れが近かったこともあり雰囲気もよかったです

交差点で交差する道の方を見るとこんな感じではありますが(^^;
黒い郵便ポスト発見!
今は赤いポストですが、昔は黒色でした
収集時刻も書かれているのでちゃんと収集されます

関宿の町並みはまだまだ続きますが、乗る予定の列車の都合で今回はここで終了しました
関駅に到着
列車は1時間に1本。乗り遅れたら大変です。。
2両編成のレールバスに乗って亀山に戻ります


関宿には畿内三関の一つである鈴鹿関(あと2つは東山道の不破関(ふわのせき)、北陸道の愛発関(あらちのせき))が置かれ、これら3つの関より東を「関東」、西を「関西」と呼ぶようになりました。
ちなみに関宿の「関」はその鈴鹿関が由来だそうです。

関宿を抜けると、坂下宿(さかしたじゅく)を経て、東海道五十三次の三大難所の一つ、鈴鹿峠越えです。
高低差は箱根峠の方が上ですが、現在では交通機関が脆弱な鈴鹿峠の方が大変です。
鉄道はもとよりバスも途中までしか走っていないので、峠を越えるまではリタイアできません。
でも、鈴鹿峠さえ越えればもう難所らしい難所はないので、いよいよラストスパート!という感じになります。

今回の旅はここまで。
鈴鹿峠越えはまた改めて。。

現在地:(47)関
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:13.7km
今回歩いた歩数:29,511歩

残り宿場:7/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:78.1km/492.1km

※次回の日記はコチラ

ブログ アーカイブ

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
旅行好きのオッサンです.

contact

名前

メール *

メッセージ *

QooQ