東海道五十三次の旅・その14(藤枝~金谷)

2011年5月14日土曜日

[歩]東海道五十三次

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※前回の日記はコチラ

東海道五十三次の旅・その14
((22)藤枝(ふじえだ)~(23)駿河国・島田(しまだ)~(24)遠江国・金谷(かなや))
晴れ

ゴールデンウィークから1週間。
そろそろ梅雨に入り蒸し暑い季節になりますが、高速1000円が間もなく終了になりそうなので、今のうちに稼ぐべく今週も行って来ました。
今日も晴れて紫外線が強そうなので、帽子をかぶり日焼け止めをしっかりして出発です。
前回のゴール地点である藤枝(ふじえだ)の青木(あおき)交差点からスタート!
田中藩領傍示石蹟(たなかはんりょうぼうじせき)碑
古東海道蹟碑と東海道追分道標
千貫堤(せんがんづつみ)碑と染飯(そめいい)茶屋蹟碑
この辺りは(短いですが)何ヶ所か松並木があります
上青島の一里塚跡
江戸から51番目の一里塚

島田(しまだ)市に入ります
島田宿の一里塚跡
甘露の井戸水
水質検査の結果(つい最近!)があったので一口飲んでみました(^^;

刀匠(とうしょう)顕彰碑と問屋場(とんやば)跡碑
本陣跡
天野屋になっています

如舟と芭蕉の連句碑
こちらも本陣跡
ホテルになってました

大井(おおい)神社
日差しが強い日だったので木陰が涼しいです


島田宿(しまだじゅく)は「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川」と詠まれた大井川の直前の宿場町。
川が増水して川越し(かわごし)が禁止されると旅人は足止めを食らい、大勢の人で賑わったそうです。
そんな川越しの町並みが島田には残っています。
旧道に進んで川越遺跡に向かいます
急に道が狭くなったと思ったら、そこから先は電線がない空間になります
昔ながらの町並みの中を進みます
…クルマやアンテナ、ソーラーパネルが見えるのはご愛敬ですが(^^;

当時の賑やかさを偲ばせる建物が並びます
一部の建物は中に入れます

妙にリアリティがあります(^^;
川越遺跡の町並みにあったそば屋さんでお昼ご飯
川会所(かわかいしょ)跡
国道254号のことではありません(w
朝顔の松(あさがおのまつ)
川越遺跡の西側

川越遺跡を抜けると、いよいよ馬でも越せない大井川(おおいがわ)に挑みます。
もちろん今では橋があるので渡るだけなのですが、それがまた大変…。
東海道線の橋(写真上)と大井川橋(写真下)

人が通る大井川橋は全長1,026m!
つまり1キロ以上の橋を渡ることになります。
しかもこの日は風が強く、横風に流されそうで少々コワイです。。
大井川橋の東側
歩行者や自転車は左の道を進みます

写真では伝わりませんが、横風の強さが恐怖心をあおります
やっと大井川橋の西側に到着
20分くらいかかりました。。


大井川を渡ると、駿河国(するがのくに)から遠江国(とおとうみのくに)に入ります。
今では川の前後とも島田市ですが、合併前は金谷町(かなやちょう)でした。
川の堤防道路から右折して金谷宿の町並みに入ります
こんな感じで川越ししたんでしょうか…
大井川鐵道の新金谷(しんかなや)駅
東日本大震災復興を願う鯉のぼり
山田屋本陣跡
佐塚屋(さづかや)本陣跡
柏屋(かしわや)本陣跡
お七里役所(おしちりやくしょ)跡(写真上)と定飛脚問屋(じょうひきゃくといや)跡(写真下)
金谷一里塚
江戸から53番目の一里塚
ガード上に見えるのは大井川鐵道です

長光寺(ちょうこうじ)と芭蕉句碑
金谷駅に到着
実は東海道はこの金谷駅の真下に位置していましたが、現在は通れないので上の写真のガード下をくぐります


今日の目的地である金谷宿に到着。
金谷宿もまた、京から江戸へ向かうときに大井川で足止めを食らったときに賑わった宿場だったそうです。

今回はほぼ平坦な道だったので楽ちんでしたが、この次は東海道三大難所(←諸説あるそうです)にも数えられた中山峠が待ち構えています。
峠道は大変ですが、ここはいかにも静岡らしい風景が広がっているそうなので今から楽しみです。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

★おまけ
島田に来たので、蓬莱橋(ほうらいばし)を渡ることにしました。
東海道ではないのですが、大井川を渡す橋の1つで、全長897.422m、全国でも珍しい賃取橋(有料の橋)なのですが、それに加え世界一の長さを誇る木造歩道橋としてギネスブックに認定されています。
対岸まで続く木造の橋
…橋脚は一部だけが木造ですが(^^;

ギネスブック認定記念碑
一直線に伸びる橋
この橋が架かったのは明治12年
明治時代の人もこれと同じような風景を見ながら渡ったんでしょうね…

対岸の見晴台から見た蓬莱橋
来た道を戻ります
ちなみに手すり(?)は膝の高さくらいしかありません
風にあおられ手すりに掴まろうとすると川にダイブ。。
高所恐怖症の人はまさに「端を渡るべからず」です

川幅が広い大井川

現在地:(24)金谷
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:12.6km

残り宿場:30/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:285.1km/492.1km

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