東海道五十三次の旅・その12
（(18)江尻（えじり）～(19)府中（ふちゅう）～(20)鞠子（まりこ））
曇り
ゴールデンウィークの東海道五十三次の旅の5日め。
今日は今回（ゴールデンウィーク）の中で一番長距離の日になります。
高低差はほとんど無いですが、疲れが溜まっているので少々キツイです。
今日は江尻（えじり）から府中（ふちゅう）を通り、鞠子（まりこ）まで行きます。
江尻とは現在の静岡市清水区、府中とは静岡市のまさに中心・駿府城の近く、そして鞠子は「丸子」とも書き、静岡市の西部の地区です。
今日の目的地である鞠子の近くには宿がほとんどないため、静岡市街にホテルを取りました。
なのでクルマは静岡駅前に止め、昨日のゴール地点である清水（しみず）へ向かいます。
JRで行ってもいいのですが、せっかくなので「しずてつ」を使うことにしました。
ここには明治天皇御東行御遺跡と日本少年サッカー発祥の碑があります
現在は江尻小学校と中部電力清水営業所があります
元は江尻橋という名だったのですが、渡り初めの儀式で本来渡るはずだった老夫婦を差し置いて、突然川の中から一人の童子が現れて渡ってしまったことから稚児橋に変えたそうです
そしてその稚児が河童だったと伝えられていることより、4本の欄干に河童の像があります
「朝顔日記」深雪の墓があります
創業元禄8年で徳川慶喜も召し上がったそうです
「七転八起だるま」などいろいろな石像があります
本来東海道はまっすぐ伸びていましたが、国道1号バイパスが別の場所に整備され、また国鉄の操車場が造られることからここで分断されてしまいました
ここは幅3mくらいなのですが、結構クルマの通りが多いので怖かったです
新幹線の防音壁のせいで先が見えません…
碑は道路の両側にあります
今度は歩道橋で国道1号を渡ります
JR東静岡駅が近いので、ガンダムを見るべくちょっと立ち寄り…。
しかし…ない！！
実は、3月に公開を終了し、既に撤去した後だったそうで。。残念。
ガンダムが見られなかったのは残念ですが、めげずに府中宿を目指します。
ショーウィンドウのよう
府中は徳川家康のお膝元です
お祭りの時には熊手が売られるそうです
駿府城追手門（おうてもん）の入り口
今では商店街のど真ん中です
府中宿の中心街を抜け、鞠子宿を目指します。
人差し指が立っているのが何とも…
その名の通り七間（13m）の幅の街道だったそうです
安倍川（あべかわ）に架かる橋の手前に到着。
安倍川といえば安倍川もち
本場の安倍川もちを頂きました。
安倍川もちを食べた後は安倍川橋を渡り、鞠子へ向かいます。
「一りづかあと」とひらがなで記されています
ここからが鞠子宿です
鞠子宿の中心まで来ました。
鞠子宿の名物といえばとろろ汁
このとろろ汁のために（！？）昼ご飯抜きで我慢してました（＾＾；
丁子屋は並んでいて待たされることも多いそうなのですが、この日はすぐに席に座れました。
400年以上の歴史があります
ちなみにご飯はおかわり自由です
ということで鞠子宿へ到着。
この日は長い距離でしたが、日の入り前に何とか到着しました。
明日はいよいよ今回（ゴールデンウィーク）最後の日。
藤枝（ふじえだ）まで目指しますが、途中峠越えがあります。
無事峠を越えることができるでしょうか…。
現在地：(20)鞠子
今回進んだ宿場：2
今回進んだ距離：16.1km
残り宿場：34/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離：312.2km/492.1km
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