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東海道五十三次の旅番外編・その2
(尾張国・津島(つしま)~(42)伊勢国・桑名)
晴れ
昨日は東海道の脇往還(わきおうかん)である佐屋街道(さやかいどう)を通って津島(つしま)まで来ました。
今日はその続きで、街道の名前にもなっている佐屋(さや)を経由し、第42宿場の桑名宿(くわなじゅく)まで行きます。
昨日のゴール地点である津島駅からスタート!
昨日撮影したときには暗くなっていたので撮り直し(^^;
津島神社一の鳥居跡と埋田の追分け
伊勢湾台風の凄まじさと鳥居の力強さが感じられます
押しボタン式ではなくタッチ式です
看板も目印もありませんが、上の写真の場所を右折します
そして、その後すぐに左折…
ミスルートしやすい場所
愛宕神社
民家の裏道のような細い道を進みます
酷道探検中はこんな看板を見るとワクワクしますが(^^;
もちろん徒歩なら通り抜けられます
この先も生活道路のような道を進んでいきます
佐屋街道址碑
やっとそれらしいモノを見つけました(^^;
須衣(すえ)交差点を右折すると佐屋宿場内に入ります
くいな塚碑
芭蕉句碑にもなっています
左さや舟場道
左方向に舟場があることを示す道標
佐屋代官所跡
代官制度が出来たときの最初の代官所だそうです
佐屋三里の渡しに到着。
明治時代に川を埋め立て田んぼを作ったので今では川を見ることができませんが、それまではここから桑名宿まで渡し船があり、宮宿~桑名宿の七里の渡しと違って川を渡るので荒波に遭う危険も少なく、舟上にいる時間も短いのでよく使われたそうです。
この碑がなかったら昔ここが川だったことがわかりません…
明治時代になってこの佐屋三里の渡しは廃止されましたが、もう一つ、前ケ須(まえがす)(現弥富(やとみ)市)から桑名を結ぶふたつやの渡しがあったそうです。
今度はそのふたつやの渡し跡を目指すべく、南下します。
須衣交差点まで戻り、南下
東海道ではないので見所が少ない道をひたすら進みます…
眼の守護神、星大明社
「明社」は「目医者」じゃないですよね?(w
黒板塀の民家と地蔵堂
名鉄尾西線(びさいせん)の弥富口(やとみぐち)駅跡
新しそうに見えますが、既に廃駅になっています
昔は日本毛織(ニッケ)の工場があり賑わっていましたが、工場が閉鎖して寂れてしまいました
そのニッケ工場跡は、今ではイオンタウンになっています
右にカーブしている方ではなく、斜め左の細い道を進みます
近鉄、JR線のガードをくぐり、住宅街の中を進みます
国道1号との交差点は直進
久々に国道1号と再会です(^^;
ふたつやの渡し碑に到着
ふたつやの渡しから木曽川を渡す舟は尾張大橋ができるまで続きました。
その尾張大橋を渡るといよいよ尾張国も尾張…いや、終わりです(^^;(←しつこい)
渡った先は伊勢(いせ)国、三重県になります。
年季が入った伊勢大橋を渡ります
歩行者用通路はありますが、風が強いので煽られそうです…
橋の途中にある県境の標識
遠くに長島(ながしま)スパーランドが見えます
伊勢大橋西詰にある東海道の石標
渡った先は桑名市ですが、旧長島町だったところです
ゲートの横に伊勢湾台風の時の水位があります
蓮正寺の山門
この山門は長島城大手門を移築したものだそうです
瓦には増山氏の家紋が残っています
長島の町並みを進みます
よく見ると「右くはなミチ」となぜか「ミ」だけカタカナです
長島城址
今では小学校が建っています
大智院と蕉翁信宿処の碑
長良川(ながらがわ)・揖斐川(いびがわ)を下ります
伊勢大橋(いせおおはし)を渡ります
さっき渡った尾張大橋とウリ二つです
風で煽られそうなのも同じです(^^;
伊勢大橋途中にある380kmポスト
遠くに長島スパーランドが見えます(再)
伊勢大橋を渡るといよいよ桑名市街へ。
桑名側の七里の渡し跡を目指します。
揖斐川の堤をひたすら渡ります
六華苑
いかにも大正時代!という建物です
住吉神社と山口誓子の句碑
船津屋の看板を左へ
ここからしばらくは東海道はベージュ色の舗装がされているので迷子になりません
料亭船津屋
元々は大塚本陣です
右の写真は船津屋の塀にある歌行灯(うたあんどん)句碑
料亭山月
こちらは元々は脇本陣駿河屋です
七里のわたし碑
いよいよ桑名側の七里の渡しに来ました
七里の渡し
伊勢神宮一の鳥居が建てられています
宮宿側の七里の渡しと違い、こちらは治水工事が進んでいるので昔の面影は少なくなりました
桑名城創建当時の石垣
船が係留されてますが。。
蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)があった場所にある水門統合管理所
極力蟠龍櫓に似た建物にしたんだそうです
通り井跡
解説板に「井」のマークがあるとのことなのですが、実際にはこんなに小さいです…
解説板がないと完全に通り過ぎます(w
九華公園(きゅうかこうえん)入口にある本多忠勝像
九華公園は本多忠勝の居城である桑名城の跡になっています
桑名駅に到着
今日は日没までに間に合いました…
桑名に来たらこれを「食わな」ければ!
ということで、はまぐりです
ひつまぶしと同じ要領で、ご飯の半分は普通に食べ、残り半分はだし汁を入れて食べます
イルミネーションが綺麗な夜の桑名駅
ということで、東海道の道のりに戻ってきました。
佐屋街道の道のりは七里の渡しの海路に比べて大回りですが、舟に弱い昔の人の気持ち(?)を想像しながら歩いてみました。
番外編はここまで。
明日はまた東海道の道のりに戻ります。
今日のホテルは牛乳があったので、お風呂上がりに一気飲み!
現在地:(42)桑名
今回進んだ宿場:1
今回進んだ距離:14.8km
今回歩いた歩数:38,023歩
残り宿場:12/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:117.8km/492.1km
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