先日、初めての海外一人旅として台湾旅行に行ってきました。一人旅なので準備などを全て一人で行わないといけません。
準備から旅行後の感想までをまとめてみました。
★海外旅行のプロからするといろいろ不足している点があるかと思います。
温かい目で見てもらえればと思います(^^;
1. 飛行機・空港について
1-1. Peach
今回はPeachを使いました。
(といいますかここ最近Peachを使うことが多いです(^^;)
Peachの台湾旅と言えば「台湾1泊弾丸」として羽田~桃園が往復19,500円~という席数限定のセールをやっていますが、土日は速攻で売り切れになります。。
平日や、土日でもかなり先の日程であれば空いていることもありますが、今回はこのセールは使用せずに正規に買いました。
それでも往復5万6千円くらいで済みました。
私はPeachに乗るときはスマートシートで乗ることが多いです。
これは追加料金で前方や非常口近くの席を指定できるもので、非常口近くの場合はシートピッチが広いです。
今回も非常口近くの席を予約しました。
スマートシートで行き:1,300円、帰り:1,400円追加したので、スマートシートでなければこの分安くなります。
スマートシートはシートピッチが広いので前方が広いのもありますが、非常口近くの席は人気が少なめなので隣の席に誰か座る確率が多少低いというメリットもあります。
(今回の場合は行きは空席、帰りは他の人が座っていました)
隣が空席だと前も横もゆったり過ごせます。
スマートシートのシートピッチ(当方身長180cm)
1-2. 羽田空港(第3ターミナル)
Peachを使って羽田から桃園に行くとき、羽田発着は深夜早朝になります。
その時間帯に電車やモノレールは走っていません。
★飛行機の時刻(2023/03/25時点、定刻)
行き 羽田 05:55発(桃園 08:55着)
帰り 羽田 00:40着(桃園 20:25発)
★電車・モノレールの時刻(2023/03/25時点)
京急 行き 羽田第3ターミナル 00:03着(品川 23:42発(成田空港 21:49発))
京急 帰り 羽田第3ターミナル 05:26発(品川 05:46着(印旛日本医大 07:07着))
モノレール 行き 羽田第3ターミナル 00:03着(浜松町 23:45発)
モノレール 帰り 羽田第3ターミナル 05:18発(浜松町 05:33着)
京急でもモノレールでも、また行きも帰りも5時間くらい空港で過ごす必要があります。
タクシーや深夜バスで行けばもう少し短縮できると思いますが、私はクルマで行き空港の駐車場に止めました。(駐車場代は1泊2日で4,500円くらい)
#まぁ、行きは00:30くらいに空港に着いてしまい電車と大差なかったんですが(^^; 帰りは空港着いてすぐ帰路につけました。
この時間は空港内の売店はほとんど開いておらず、保安検査前のコンビニと制限エリア内の自動販売機くらいしか食料の入手手段がありません。
(ラウンジも開いていません)
充電スポット(AC100V、USB)は何カ所かありますが、それほど多くないので争奪戦に敗れると充電できないかも知れません。(私が空港到着していたときは空いていましたが、段々と埋まっていきました)
寝ている方もいましたが、寝るときは荷物の盗難に気をつけましょう。
AM1時くらいの羽田空港第3ターミナルの様子
制限エリア内の自動販売機
サンドイッチやお菓子などが売られています
羽田での過ごし方は難儀しますが、桃園着は朝9時くらい、桃園発は夜20時過ぎくらいなので、桃園側から見ればすごく便利なダイヤになっています。
2. 入国(入境)審査について
台湾への入境のとき入国カードが必要になりますが、オンラインで申請することもできます。
オンライン申請だと、入力の仕方をサイトで見ながら落ち着いて入力することができ、飛行機内や空港で入国カードを記入する手間もないので、事前にオンラインで申請するのがオススメです。
桃園空港に着くと、まず細長い緑色のカードが渡されます。
それには持ち込みが禁止されているものが書かれており、もしそれらを持っていない場合は検疫検査で緑色の通路を進み、カードを係員に渡します。
台湾では特に動植物の持ち込みが厳しく制限されています。
たとえばカップラーメンは「スープの粉末に動物のエキスが使われている」という理由で持ち込み禁止なんだそうです。
入国審査はパスポートと搭乗券を審査員に渡し、カメラで顔写真を撮り(あらかじめマスクを取っておきましょう)、そのあと両手人差し指の指紋を取って完了です。
非常にスムーズにできました。
日本への入国(帰国)のときもVisit Japan Webでオンライン申請しておくと税関申告とワクチン接種証明が簡単にできます。
なお、日本の到着予定日の登録には注意してください。
Pearchを使って桃園から羽田へ向かう場合、日を跨ぐので桃園での日の翌日で登録する必要があります。
出国審査については台湾、日本共にシンプルでした。
審査員はおらず無人で、パスポートをリーダーに置き、顔写真と指紋を取るだけです。
出国のときはパスポートにスタンプは押されません。
3. ワクチン接種証明について
台湾側は、2023年2月6日までは入境後7日間の自主防疫期間が設けられており、入境時に抗原検査キットが渡されて自分で抗原検査をやる必要があったのですが、翌2月7日にこの抗原検査が不要になりました。
ワクチン接種証明も不要なので、台湾側はワクチン接種に関するチェックは一切なくなり、コロナ禍前とほぼ同じ状態で入境できます。
一方、日本側は現時点ではワクチン接種証明(または陰性証明)が必要です。(台湾出境時と日本入国時の2回)
台湾出境時は空港のチェックインのときに必要で、ワクチン接種証明アプリか、接種証明書(陰性証明書)が必要です。
また、日本入国時にはVisit Japan Web(ファストトラック)の登録か、接種証明書(陰性証明書)が必要です。
ワクチン接種証明アプリ、Visit Japan Webのどちらかだけではダメで、両方必要です。
(Visit Japan Webのほうは、なくても空港到着時に書類を準備すれば済みますが、登録しておいた方がスムーズです)
ワクチン接種証明アプリは、海外旅行だけでなく国内の全国旅行支援でも使えるので、登録しておくと便利です。
4. 現地通貨の入手について
台湾の通貨はニュー台湾ドルで、単位はNT$や元(ユエン)です。
(ここでは単に「$」と記すこととします)
2023年3月25日時点のレートは、1$=約4.3円です。
今回、現地通貨の入手はキャッシングを使い、両替所は使いませんでした。
(ただし、緊急用に日本円で2万円くらい持ち歩きました)
キャッシングはクレジットカード(VISA)とデビットカード(Master)の2種類持って行きました。
4-1. クレジットカード(三井住友カードNL ゴールド)
100万円修行をして三井住友カードのゴールドを持ちました。
(100万円修行については台湾旅行の趣旨から外れるので詳細は記しません(^^; )
「ラウンジが使える!」と思いましたが、羽田では深夜だったので開いておらず、海外はハワイでしか使用できないので、今回の旅行では使えませんでした…。
今回、三井住友カードNLでは$1,000分キャッシングし、
返済額は4,453円(手数料込み)でした。
(キャッシングの2日後に繰り上げ返済しています)
$1,000=4,300円だとすると、手数料は約153円です。
ちなみに私はキャッシングを今までやったことがなく、人生初のキャッシングが海外キャッシングとなりました(^^;
なお三井住友カードNLの海外旅行保険は利用付帯(このカードで決済しないと保険対象にならない)です。(以前は自動付帯だったらしいですが…)
4-2. デビットカード(NEOBANK(住信SBIネット銀行))
以前は新生銀行のキャッシュカードで台湾(等)のATMで現地通貨を引き出せたのですが、そのサービスは終了してしまいました。
代わりと言うことで、NEOBANKのデビットカードを作りました。
このカードはクレジットカード感覚で使用することができ(一部使えない場合もあり)、キャッシングもすることができます。
デビットカードのキャッシングは、銀行口座から即時引き落としされるので、利子がかからないことがメリットです。(その代わり手数料がやや高めです)
今回、NEOBANKカードでは$2,000分キャッシングし、
引き落とし額は8,868円(手数料込み)でした。
$2,000=8,600円だとすると、手数料は約268円です。
今回、台湾の両替所のレートは調べられなかったのですが、両替所でもレートがメチャクチャ悪いということはなく、そこそこいいそうです。
なので両替所でも「メチャクチャ損」ということはなさそうですが、日本円の持ち合わせがなくなると両替できないことと、ATMにはコンビニ等で多数設置されていることを考えるとキャッシングが便利と考えました。
桃園空港内の両替所とATM
ここのATMは日本語対応でわかりやすかったです
クレジットカード・デビットカード両方に言えることですが、あらかじめ海外利用の設定をしてください。
私の場合、クレジットカードの「海外キャッシング」だけ設定して「海外ショッピング」の設定を忘れてしまい、ホテルでカードを出したら「使えません」と言われ焦りました。。
(幸い、もう一方のデビットカードで支払いできたので難を逃れました)
また、カードは1枚だけではなく、盗難・紛失時等のことも考えて2枚くらい持っていた方がよさそうです。
5. 悠遊卡(ゆうゆうカード/ヨウヨウカー/Easycard)
5.1 概要
台湾の交通系ICカードはいくつか種類がありますが、悠遊卡(以下:Easycard)が便利です。
Easycardで台湾のほとんどの鉄道(台湾高鉄(新幹線)以外)が乗車でき、コンビニ等での支払いにも使えます。
入手方法はいくつかありますが、一番簡単なのはMRTのきっぷ(トークン)自販機で買うことです。
(ただし桃園空港を降りたときの桃園MRTでは硬貨が使用できず札のみです)
自販機で買うときは、画面下に「日本語」ボタンがあるので、最初に押すとわかりやすいです。
(私は「日本語」ボタンに気づかず、中国語のまま進み「○○を入力しますか?」みたいな質問が出て、訳わからず断念しました(^^; )
自販機以外では、桃園MRTの窓口やコンビニ等でも買えます。
桃園MRTの窓口で$500のものを勧められたのでこれを買いました。
($500のうち、$100はデポジットで、残り$400がチャージ済み分です)
MRTで買えるカードの絵柄はシンプルなものですが、コンビニだと色々な絵柄のカードが買えます。
桃園MRTのトークン自販機
Easycardもここで買えます
チャージもMRTの自販機やコンビニでできます。(中国語で「加値」です)
桃園MRTは札でしかチャージできませんが、台北MRTは硬貨も使えるので$1単位でチャージできます。
日本帰国時、余った硬貨をチャージしたいときに便利!
(…ですが桃園空港だと桃園MRTなので自販機なら台北市内でチャージしておく必要があります。
私は桃園MRT窓口で「TOP-UP Please」と伝えてチャージしてもらいました)
台湾MRTのトークン自販機
Easycardを使わない場合、MRTに乗るには決められた金額のトークンを買う必要がありますが、EasycardであればSuica感覚で改札機にタッチすれば乗れるので便利です。
(ただし、Suicaより処理速度が少し遅いので、1秒くらいタッチする必要があります)
今回は使用しませんでしたが、バスに乗るときも便利です。
5.2 Easycardを使うと割引がある!?
台湾旅行に関するサイトを見ると「Easycardを使うとMRTの料金が安い」といった記事を見ることがありますが。。
桃園MRT、台北MRT、高雄MRT:割引なし
(例:機場第一航廈駅~台北車站駅 $150(正規運賃同じ(※))、台北車站駅~龍山寺駅 $20(正規運賃同じ)
台鉄:割引あり(1割引)
(例:新左営駅~高雄駅 $14(正規運賃 $15)
という結果でした。
(※)正規運賃は$160ですが、現在一律$10引きされていて、これはトークンを買った場合も同じです
台湾駅の運賃表
龍山寺駅まで$20
以前はEasycardを使うと台北MRTは2割引でしたが、この制度は2020年2月に終了しています。
(それ以降は、同一月に11回以上乗ると割引の制度に変更)
台鉄以外は割引はありませんが、「乗る度にトークンを買う」という煩わしさがないので、割引がなくてもEasycardのほうが便利です。
#そもそも、$20は約86円なので、日本の鉄道に比べると遙かに安いです。。
なお、日本の「Suicaエリア」のようなエリア区分はないのですが、台鉄の場合Easycardで乗れるのは70kmまでなので、長距離(や一部の特急)はきっぷを買う必要があります。
5.3 Easycardの残高を知る
Easycardの残高を知る方法としては
・自動改札機の画面を見る(ただし画面がない改札機もあり)
・MRTのトークン自販機のチャージ機能で確認(カードを置くだけでチャージはしない)
・コンビニのマルチコピー機で確認(セブンイレブン:ibon、全家(ファミマ):FamiPort)
などがありますが、どれも「今すぐ(どこでも)みたい!」ということができません。
Easycardのサイトやアプリをインストールすると残高を確認することができますが、リアルタイム反映ではなく数日(1日~3日くらい?)タイムラグがあるので「今すぐみたい!」ができません。
とはいえ、日本に帰国してから「どこでいくら使っただろう」と振り返ることができます。
リアルタイムには確認できませんが、後で使用履歴を確認することはできます
6. 通信手段について
海外旅行先でのインターネット通信手段はいろいろあります。
・ahamo、楽天モバイル等の海外でも通信できるキャリアを使う
・海外で使用できるSIMを買う
・Wi-Fiルーターをレンタルする
などなど…
今回は海外で使用できるSIMを買うの方法にしました。
1泊2日の旅行ですが、事前に日本でアクティベーションしたかったので5日間を買いました。
(3日間で約910円、5日間で約930円で大差なかったので…)
通話はできませんが、5日間データ使い放題でこの価格は安いと思います。
Amazonで「台湾 SIM」で検索するといくつかヒットしますが、大体上記の値段だと思います。
「アクティベーションができない」とか「最初の数日は使えたが、それ以降使えなくなった」等ネガティブなコメントもありましたが、私の場合は全く問題なく使えました。
私の場合は余っている端末があるので、日本であらかじめその端末にSIMを刺し、アクティベートした状態で台湾に持って行きました。
飛行機が着陸し、スマホが使える状態になったら端末再起動して機内モードを解除したら、通信できるまで数分かかりますが飛行機を降りる頃には通信できるようになっていました。
注意したいのは、アクティベートしてから5日間(120時間)使えるのではなく、台湾時間の午前0時(日本時間の午前1時)で日数がカウントされることです。
なので、日本時間の午前1時直前にアクティベートしてしまうと、数分で1日分を使ってしまうので注意が必要です。
各方法のメリット・デメリットをまとめると…
・ahamo、楽天モバイル等の海外でも通信できるキャリアを使う
メリット:SIMを入れ替えなくても普段使っているスマホの状態のまま通信できる(簡単)、SIMを貸借する必要がない(空港到着してすぐ使える、入国審査時にも使える)
デメリット:海外での通信量に制限がある(使い放題ではない)、通話をすると高額になることが多い(RakutenLinkは通話料無料)
・海外で使用できるSIMを買う
メリット:安い、台湾の場合使い放題であることが多い、SIMを貸借する必要がない(空港到着してすぐ使える、入国審査時にも使える)
デメリット:万が一現地で使えなかった場合パニックになる、SIMを交換する必要があるのでやや上級者向け(普段使っているスマホの場合、万が一SIMを紛失すると大変)
・Wi-Fiルーターをレンタルする
メリット:現地で確実に使用できる、台湾の場合使い放題であることが多い
デメリット:SIM購入よりはやや高い、ルーターを貸借する必要がある、現地で借りる場合は入国審査時には使えない
SIM交換に抵抗がない人は「SIMを買う」方法がいいと思いますが、SIMの交換を現地で行う場合は要注意です。
SIMピンを忘れると交換不可ですし(コンビニでクリップを買う手もあり…)、万が一日本で使っているSIMをなくしてしまうとかなり面倒なことになります。
余っているスマホがあれば、日本にいる間にその余っているスマホにSIMを刺し、現地でそのスマホを使う(あるいはテザリングしてWi-Fiルーター的に使う)のがいいと思います。
7. スマホのアプリについて
7-1. SMARTALK(IP電話アプリ)
上記の通り、今回は台湾のSIMを使ったのですが、これはデータ専用であり通話はできません。
(また、Wi-Fiルーターも通話できません)
そこで、通話する手段としてSMARTALKを準備しておきました。
※現在、SMARTALKは新規受付を中止しています。
元々は「なるべく安く留守番電話機能を使う」という目的でIP電話を契約していて、今回は「ついでだから準備しておこう」感覚だったのですが、1日めの日記に記したとおりコインロッカーのパスワードを間違えるという失態を犯してしまい、コインロッカーの業者に問い合わせで電話をかけるときに大活躍しました。
IP電話のいいところは基本使用料不要、通話料が安い(国際通話でも国内と同料金)です。
今回、台北駅で業者に電話をかけたときの通話料は64円、台北から試しに自宅(日本)にかけたときも24円で済みました。
なお、一部キャリアではIP電話の通話ができない(10秒くらいで切れてしまう)現象があるようです。
私が今回使った台湾SIMでは問題なく通話できましたが、自宅の光回線だと10秒くらいで切れます。
ただ、台湾は比較的公衆電話が多い印象です。(日本よりは多い)
台北駅内にも少し歩けば公衆電話があります。
なので、こちらから電話する場合は公衆電話で電話するという手もあります。
(ただし札は使えず硬貨しか使えないので注意)
駅や空港に公衆電話が多く設置されています
7-2. Google翻訳(Googleレンズ)
上記のコインロッカー業者との会話のときに活躍したのがGoogle翻訳。
電話に出た方は日本語が話せる方だったのですが、その後実際に来た業者の方は日本語が話せない方でした。
状況を説明するためにGoogle翻訳を起動し、私がマイクで日本語で話すとその中国語訳が画面に出たりスピーカーから声が出るので相手の方に伝わりました。
その後、町中の看板や飲食店のメニューなども、Googleレンズを起動してレンズを向けると(撮影はしなくてもよい)リアルタイムに日本語が表示され意味がわかります。
台湾では(最近は少なくなりましたが)トイレの個室のトイレットペーパーを便器ではなくゴミ箱に入れるタイプがあります。
桃園空港のトイレで、どちらのタイプかがわからず、中国語で何やら書いてあるのでGoogleレンズで訳したところ「便器へ入れる」タイプであることがわかりました。
Googleレンズだと、いちいち手入力で中国語の文字を入力しなくても訳せるのが便利です。
手入力で中国語の文字を入れるのは結構難しかったりします。(読み方がわからない…)
7-3. Googleマップ
これは海外旅行だけでなく国内旅行でも重宝しますが、現在地の把握や、行きたいところをあらかじめ印をつけておき、そこまでのルートを検索したりで大活躍しました。
土地勘がない場所での現在地の把握は重要です。。
8. 台湾高鉄(新幹線)の予約・受け取り
2日めに台湾高鉄(新幹線)に乗りました。
台湾高鉄の車両は日本の700系新幹線をベースにした700T型が使われています。
指定席、自由席は3+2席の配置、ビジネス車(グリーン車)は2+2席の配置で日本の新幹線と同じです。
台北駅~左営駅間は約339km(東海道新幹線の東京駅~名古屋駅間くらい)で、指定席料金は$1,490(約6,407円)。
日本の新幹線よりやや安いです。
指定席の予約は台湾高鉄の公式サイトからできます。(日本語対応)
乗車日の29日前から予約できます。(日本のような「前月の同じ日」ではないので注意)
予約にはクレジットカードとパスポート番号が必要です。
運がよければ「アーリーバード」として割引きっぷを買うことができます(会員登録等は不要)が、特に土日は速攻で売り切れてしまうので早めにチェック・予約する必要があります。
予約したきっぷは駅の自販機または窓口で受け取る必要があるのですが、自販機の方は日本語対応していません。。(英語は対応)
台北駅のきっぷ自販機
以下の画面ではボタンをタッチします
「取票」をタッチ(英語が得意な人は「English」をタッチ)
予約時に入力したパスポート番号の下4桁を入力して「確認」をタッチ
(アルファベットのキーがありますが、入力するのは数字のみです)
予約番号(数字)を入力して「確認」をタッチ
予約内容を確認して「確認」をタッチ
(支払いがまだの場合は、この後クレジットカードを入れてPIN番号を入力する画面が出ます)
きっぷが出てくるので「返回」をタッチ
きっぷはこんな感じです。
日本のコインパーキングの駐車券みたい
9. KKdayについて
KKday(ケイケイデイ/酷遊天)とは台湾の会社が運営している旅行関連のオンライン予約サイトです。
台湾が中心ですが、他の国(日本含む)の施設の予約もできます。
また日本語完全対応なので日本人にも使いやすいです。
今回は初めてということで台北101(タイペイイーリンイー)の予約のみ使ってみました。
通常料金 一般$600(約2,580円)、ファストパス$1,200(約5,160円)
KKday料金 2,583円(2023/03/25時点)
KKdayでは30分前までに予約すれば、時刻指定で予約することができます。
通常料金の一般価格で、ファストパスに近い感覚で入れるのが嬉しいです。
KKdayで予約した場合、チケットは買わず入口で係員に言ってQRコードをスキャンして入場します。
チケット販売機で「記念切符印刷」をすれば紙のチケットを発券することもできます
今回は台北101の予約でしか使いませんでしたが、色々な施設やオプショナルツアーの予約もできるとのことなので今後活用していきたいと思います。
10. その他
10-1. 飛行機への飲み物持ち込み
行き帰りとも、飲み物の持ち込みはOKでした。
(ただし飲み物を持っていると保安検査を通過できないので、制限エリアで買う必要があります)
桃園空港には給水器もあるので、そこでお水を汲んでいる方も多くいました。
「飲み物の持ち込みOKなんて当たり前じゃん」という感じなのですが、私は過去一度(タイからの帰国時)だけ搭乗口で飲み物を廃棄されたことがあります。(保安検査ではなく搭乗口で)
それがトラウマになってしまい搭乗口前で買った飲み物は搭乗する前に飲み干すようにしています。
(まぁ「搭乗口で捨てられなければラッキー」くらいの気持ちでいればいいんですが(^^; )
10-2. 給水器について
台湾の水道は飲用不可ですが、代わりに公共施設を中心に給水器が数多く設置されています。
(日本にも昔給水器(直接飲むタイプ)が多くありましたが、最近あまり見なくなりました…)
台湾の皆さんはペットボトルや水筒を持ち歩いており、給水器で水を汲んでいるそうです。
#コンビニのレジにあるコーヒーを水筒に入れてもらっている光景を見たのですが、それも台湾では普通の光景なのでしょうか…
直接飲むタイプより、こちらのほうが清潔です
10-3. その他いろいろ
・エスカレーターは右側に乗って左側を空ける(大阪と同じ)
・道路は右側通行、MRTも右側通行だが、台鉄と台湾高鉄は左側通行
(台鉄は元は日本が敷設した、台湾高鉄は日本が設計したからでしょうか…)
・ゴミ箱は日本より多い印象
(日本は自販機の横に飲料のゴミ箱があることが多いですが、台湾は自販機がほとんどない代わりに飲料と普通ゴミのゴミ箱が多い印象です)
・ペットボトルの飲み物はコンビニで買うものと認識しておく
台湾もレジ袋は有料で、店員さんによっては「袋いりますか?(←もちろん中国語で)」と聞いてきますが、喰い気味にEasycard出すと「この人外国人だな…」と理解してくれると思います(^^;
レジ袋が必要な場合は店員に伝えるか、あるいはあらかじめ日本から数枚持って行きましょう。
・メニューの注文は、指差しすれば何とかなる(^^;
「メニューの注文方法がわからず飢え死にしたらどうしよう」…と心配していましたが、メニューを指さしして注文すれば何とかなりました(^^;
指さししづらい場合は、あらかじめメモ(スマホに入力)したものを見せるか、その場で写真を撮って写真を見せれば何とかなると思います。
タピオカとかオプション豊富なお店の場合は難しいかも知れませんが(^^;
・物価は日本より明らかに安いです
ペットボトルのお茶は$15(約65円)~、MRTの初乗りは$20(約86円)、食べ物も軽食なら$100~$200(約430円~860円)も出せば結構いいものが食べられるので日本と比べると安いです。
「沖縄旅行より台湾旅行の方が安く済む」と言われますが、その理由がわかりました。。
ただ、ホテル代はそこそこします。(今回宿泊したサンルート台北は$2,150(約9,245円)でした)
台鉄排骨弁当はこれだけ入って$80(約344円)
安い!
・今回宿泊したサンルート台北は湯船があり、アメニティもほぼ日本と同様に揃っていましたが、寝間着だけはないので注意(寝間着はどのホテルにもないと思います)
・服装について
台湾の位置は日本の最西端である与那国島のすぐ西隣です。
なので沖縄旅行と同じ感じで、3月でも外は半袖でちょうどいいくらいの感じです。(私は暑がり…)
ただ建物の中は冷房がガンガンに効いているところも多いので、上に羽織るものがあった方がいいです。
靴は運動靴推奨です。(初めての台湾ということで道に迷って余計に遠回りしたことがあり、結構歩きました…)
・荷物(リュックかバッグ)について
国内の短期旅行ではリュックを使うことが多いですが、今回は小さめのボストンバッグにしました。
他の方も観察してみましたが、リュックの人は少なめの印象でした。
欧米風の方でガッツリリュックを見かけましたが、おそらく海外旅行に慣れているのだと思います。。
★まとめ
私は中国語は「你好(ニイハオ)」と「謝謝(シエシエ)」くらいしかわからず、英会話もまともにできません(^^;
そんな感じなので出発前は不安で眠れず、寝不足状態のまま1日めを過ごしました。(ホテルでゆっくり寝たので2日めは大丈夫でしたが…)
そんな私でも台湾旅行はものすごく楽しめました!
メニューの注文もお店の方が優しくて何とか汲み取ってくれましたし、コインロッカーでの失態のときも係員の方と話して無事荷物が戻ってきたので「台湾来てよかった!」と確信しました。
台湾の方々、ありがとうございました。
#言葉が通じないとはいえ、「你好(ニイハオ)」と「謝謝(シエシエ)」くらいはサラっと言えるようにしておきましょう。
今回は「お試し旅行」ということであまり多くの場所へは行かず、グルメも控えめにしたので今思うと少々後悔しています。
台湾でやってみたいことが色々増えました。
今後海外旅行を少しずつ増やしていきたいですが、台湾にも近いうちにまた行きたいと思えてきました。