「どこかにビューーン!」は、ランダムに決められた駅への往復の新幹線指定席特急券+乗車券が6,000JREポイントで買えるサービスです。
発着駅、行き・帰りの日付と時間帯(帰りの日付は行きと同日~6日後まで選択可能)を選ぶと4つの候補駅がランダムで出てきます。(この4つの候補駅は何度でも選び直し可能)
「この4つの候補駅に決めた!」と思ったら申し込みボタンを押すと翌日~3日後くらいに4つの駅からランダムに1つの駅が選ばれます。
まず発着駅、行き・帰りの日付と時間帯を選びます
発着駅は東京駅、上野駅、大宮駅の3つです
4つの行き先候補が表示されます
これは何度でも選び直せます
今回は「こういう機会でなければ行かないようなところを旅する」をコンセプトにしたいと考えました。
なので、
・今まで降りたことがない駅
・ターミナル駅ではない駅
を候補駅となるように選び直したのですが、軽井沢駅や越後湯沢駅が出る確率が高いこと高いこと(笑
全ての駅が均等な確率で出るのではなく、ある程度レアリティが決まっているようです。
(まぁ、目的地が遠ければ遠いほど確率が低いのは仕方ないですかね…)
そして決めた4つの候補駅はこちら…。
一応4つとも今まで降りたことがない駅です
申し込みをすると翌日~3日後ぐらいに行き先が決まります。
私の場合は翌日に決まりました
4つの駅のうちどの駅に決まるのか…。
ワクワクしながら行き先決定メールを待ちました。
その結果…!
一番近い上田駅…
上田駅ですか。。orz
いや、上田が悪いんではないんです。。
悪くはないんですが、あまりにも近場というか、菅平や美ヶ原高原はドライブで何度か通っているし、上田城(日本百名城)は制覇済みだし…(ーー;
まぁ決まったものは仕方ないので、気を取り直して(!?)上田の旅を楽しもうと思います。
JRが提案した菅平高原、真田氏歴史館、美味だれ焼き鳥、松茸小屋、美ヶ原高原、別所温泉、上田城(上田城跡公園)、椀子ワイナリーを全て制覇することを目標とします。
制覇するにあたって「今回は公共交通機関だけで旅しよう!」と思い上田駅からのバスを調べていましたが、早くも挫折しました orz
上田駅から美ヶ原高原へのバスがありません。
かといって美ヶ原高原へはバスでは行けないのかというと…
いやこれもう上田の観光地じゃなくて松本の観光地(w
美ヶ原高原美術館の所在地は上田市であることと、松本は新幹線がないので美ヶ原高原を上田駅の観光地にするのは仕方ないのかも知れないですが。。
バスで行けないことがわかったのでレンタカーを借りることにしました。
#菅平高原へはバスがありますが、レンタカーの方が行きやすいのでちょうどよかったです。
どこかにビューーン!用の専用プランがあるので駅レンタカーを申し込みました
レンタカーは何度も利用していますが、駅レンタカーを使うのは初めてです
旅当日。
上田に向けて出発です!
北陸新幹線あさま号で上田に向かいます
今日の朝食は金格ハンバーグと牛あぶり焼き弁当
上田(信州)感はありません(^^;
東京駅から1時間半くらいで上田駅に到着
早くも今日の鉄道の旅が終わりました(^^;
駅レンタカーに向かいます
その名の通り駅のすぐ近くにあるので便利です
[1/8]菅平高原(すがだいらこうげん)
標高1,300mの高原で、夏はスポーツ合宿、冬はスキーで賑わう場所です。
菅平高原ってどこを写真に撮ればいいんだろう…
今回の相棒はFIT4くんです
ポニーがいました
石割りのアオナシ
アオナシ自体が珍しい上、石を割り入って成長して珍しいです
オフシーズンのスキー場の雰囲気が何とも言えません
[2/8]真田氏歴史館(さなだしれきしかん)
真田氏に関する資料館で、隣に御屋敷公園があります。
真田氏歴史館
隣の真田庵でくるみおはぎを頂きました
御屋敷公園に入ります
大手門・枡形跡
皇大神社
御北の松
搦手門(からめてもん)
厩(うまや)跡
どことなく漂うゴルフ場感…(「No.11 PAR 3」の看板のせい)
東門跡
[3/8]美ヶ原高原(うつくしがはらこうげん)
標高2,000mの高原で、天気がいいと富士山、北アルプス、八ヶ岳などが見えるそうです。
1時間くらい山道を進みます(ここはまだ平坦ですが…)
駐車場からの眺め
美ヶ原高原美術館入口
道の駅「美ヶ原高原」を兼ねています
道の駅「美ヶ原高原」は日本で一番標高が高い道の駅です
美ヶ原高原美術館に入っていきます
高原の屋外美術館ということもあって眺めがいいです
ビーナスの城
ビーナスの城から展望台へ上ることができます
アモーレの鐘
下から覗けます
日本一標高が高い道の駅のレストラン
カツカレーを頂きました
[4/8]松茸小屋(まつたけこや)
多くの松茸山がある上田市では、シーズンの9月中旬~11月の期間限定で「松茸小屋」がオープンします。
ただ、今はシーズンではないので松茸小屋は開いていません。。
当然ですが今は閉まっています
鴻の巣(こうのす)
別所温泉の奥に「まつたけ資料館」がありました。
松茸は食べられませんでしたが、ここまで来たので「制覇」とします(^^;
実はここまでかなり細い山道を通るのでタイヘンです…
松茸の製造工程が解説されています
[5/8]美味だれ焼き鳥(おいだれやきとり)
「美味だれ」と書いて「おいだれ」と読みます。
上田のご当地グルメで、焼き鳥にニンニク醤油ダレをつけて食べます。
「おいだれ」とは「お前たち」、「美味しいたれ」、「追いかけるたれ」の3つの意味があるそうです。
上田映劇
100年の歴史がある映画館で、一度定期上映が終了したもののNPO法人によって再開しました
この周辺に焼き鳥屋さんが多いのですが、どこも満席…
上田電鉄上田駅横のお店が空いていたのでここにしました
タレがビンで提供された場合は焼き鳥を直接ビンの中に入れます(二度づけ禁止)
5本では足りなかったのでこの後もう5本追加しました(^^;
[6/8][027]上田城(うえだじょう)
2日目の最初は上田城へ。
上田城は日本百名城として制覇済みなので軽く回ります。
上田城跡入口
東櫓門と南櫓
真田神社
感染症対策で鈴がないですが、センサーに手をかざすと鈴の音が流れます
真田幸村(信繁)公之像と真田井戸
西櫓
本丸跡
北櫓
上田招魂社(うえだしょうこんしゃ)
スタンプ設置場所:上田市立博物館別館
※ゴム印タイプです
以前は上田市民会館にスタンプがありましたが、現在は閉鎖しています
(駐車場も別の場所に移動しています)
[7/8]椀子ワイナリー(まりこわいなりー)
東京ドーム約6個分の広さのブドウ畑を持つワイナリーです。
ここへはさすがにクルマでは来れない(飲まなければ行けますが…)ので電車旅のメリットです。
しなの鉄道で上田駅から大屋駅へ向かいます
115系もだんだん数が減ってきました
大屋駅は昔ながらの木造駅舎ですが、取り壊されるようです
大屋駅からバスに乗ります
椀子ワイナリーを経由するバスは1日3往復のみです
椀子ワイナリーに着きました
ブドウ畑
ワイナリーツアーに参加しました
ワインのテイスティング
6種類のワインが楽しめます
きのこのアヒージョパスタを頂きました
ブドウ畑が広がる風景が綺麗です
上田駅に戻ります
帰りは115系湘南色でした
[8/8]別所温泉(べっしょおんせん)
信州で最も古い歴史を持つ温泉地。
神社仏閣が多いことから「信州の鎌倉」とも呼ばれるそうです。
窓口で「外湯入浴券つき切符」を買います
別所温泉駅までの往復乗車券と外湯入浴券2枚がついています
上田電鉄で別所温泉駅に向かいます
上田電鉄の電車は「丸窓電車」と呼ばれ、今もそのデザインが一部使われています
別所温泉駅に到着
昔ながらの駅名標
別所温泉駅そばにあるモハ5250
戸袋の部分が丸窓です
「外湯入浴券つき切符」では「大湯」、「大師湯」、「石湯」のうち2ヶ所に入れます。
「大師湯」、「石湯」の2つは近くにあり「大湯」だけ離れた場所にあるので「大師湯と石湯の2つに入る人が多いかな…」と思い、ここはあえて大湯と石湯の2つに入ろうと思います。
大湯はここを斜め左折、大師湯と石湯は斜め右折します
大湯橋
大湯
5~6人くらいで一杯になるくらいの公衆浴場です
湯上がりにはやっぱり牛乳!
(この後もう1ヶ所行きますが…)
大湯を上がった時点で16時。
別所温泉駅からの電車は16:40なのであと40分しかありません。
大急ぎで石湯に向かいます。
番所跡
湯かけ地蔵
隣に足湯もあります
別所村役場跡
北向観音堂入口
大師湯
入浴券があればここも入れますが、あと1枚なのでここはスルーします
石湯
ここに入りました
しかし、電車の時刻が迫っているので3分くらいしか湯船に浸かれず…
この時点で16:20。あと20分…。
急いで別所温泉駅に戻ります。
行きは緩やかな上り坂でしたが、帰りは下り坂になるので多少ラクです。
懐かしい町並みが続いています
別所温泉駅の時刻表が掲示されていて親切…と思いきや、この時刻表は古いです!(写真下が2023年5月現在の時刻表)
七苦離地蔵堂
将軍塚
別所温泉駅に戻ってきました
何とか5分前くらいに着きました
上田駅から北陸新幹線はくたか号乗り、東京駅でゴール!
上田まで1泊2日の旅。
近場とは言え時間目一杯使い充実した旅となりました。
自分ではなかなか計画しないような旅ができて新鮮な気分でしたが、もし今度同じ旅をするのならもう少し遠いところがいいなぁ…(^^;