JR東日本週末パス 私鉄路線全制覇の旅（前半）

JR東日本の週末パスを使って旅をしてきました。

週末パスは土日のみ使用でき、連続する2日間乗り放題のきっぷです。
青春18きっぷと異なり、特急券を買えば新幹線や特急にも乗車できます。
乗車できるエリアは決まっていますが、JR東日本のおおむね山形県や宮城県以南がエリアになっています。

このきっぷの特徴は、JR線だけでなく、一部ですが14の会社の私鉄・第3セクターの路線も乗車できることです。
（JR東日本サイトより引用）

JR東日本が発売するきっぷでここまで私鉄に乗れるきっぷはなかなかないので、このきっぷで乗れる私鉄を制覇しようと思います。
ただ、1回（土日）では制覇できないため、前後半に分けたいと思います。

それではスタート！

～～～1日め～～～～

■東京（とうきょう）→熱海（あたみ）（東海道本線）
05:40発の沼津（ぬまづ）行きに乗って、途中の熱海で降ります

■熱海→伊東（いとう）（伊東線）
伊東まではJR線ですが、やってきたのは伊豆急行の車両
これに乗って伊東まで行きます

[01/14]伊東→伊豆急下田（いずきゅうしもだ）（伊豆急行線）
伊東で1分乗り換えで伊豆急行線へ
（隣のホームなので1分で乗り換えできます）
伊豆急下田まで行きます
ちょっと時間があるので下田ロープウェイに乗ります
伊豆急下田駅構内にある案内所でチケットを買うと前売り料金で少し安く買えます
ロープウェイ乗り場へ
まだ朝早いからか、乗客は私一人でした（＾＾；
寝姿山の見晴台から下田港を臨む
この写真ではわからないですが（＾＾； 山のフォルムが女性の寝姿に似ていることから寝姿山と名付けられたそうです
ロープウェイで降ります
帰りも乗客は私一人でした

[01/14]伊豆急下田→伊東（伊豆急行線）
右側に乗車券だけで乗車できるリゾート21「KINME TRAIN」が停まっていますが、私が乗るのは左側の特急踊り子号です
伊豆急下田を出たときはほとんど空席でゆったり
（途中でお客さん乗ってきて最終的には満席近かったです）
短い区間ですが相模湾が綺麗に見えます
天気がいいと伊豆諸島が見えますが、この日は見えず…

■伊東→熱海→小田原（おだわら）→新宿（しんじゅく）（伊東線、東海道本線、湘南新宿ライン）
車内で遅めの朝食（早めの昼食？）
深川めしです

■新宿→大月（おおつき）（中央本線）
特急かいじ号で大月に向かいます

[02/14]大月→富士山（ふじさん）→河口湖（かわぐちこ）（富士急行線（大月線、河口湖線））
富士山駅
元：富士吉田駅（ふじよしだえき）です
英語表記は「Fujisan」ではなく「Mt. Fuji」です
河口湖駅
どことなく漂うジャカルタ感…（ジャカルタでもこの電車（205系）が走っています）
河口湖駅は外国人観光客でいっぱいでした

[02/14]河口湖→富士山→大月（富士急行線（河口湖線、大月線））
大月駅にあるお茶の自販機
お茶といっても茶葉なのですぐには飲めません！
（すぐ飲める缶入りも売っています）

■大月→甲府（こうふ）→塩尻（しおじり）→松本（まつもと）（中央本線、篠ノ井線）
甲府駅で遅めの昼食
駅弁は売り切れていたので駅そばの「海老つけそば」
甲府から塩尻までは特急あずさ号で、塩尻から松本までは普通列車で向かいました

[03/14]松本→新島々（しんしましま）（アルピコ交通上高地線）
特急あずさ号が遅れたので乗り換え時間がシビアでしたが、松本駅のJR線とアルピコ交通は改札内乗り換えなので何とか乗り換えました
新島々駅は上高地や乗鞍、白骨温泉への拠点となる場所ですが、この時間はさすがに誰もいません…

[03/14]新島々→松本（アルピコ交通上高地線）
アルピコ交通、長野電鉄、台北MRTの友好協定締結のポスター
アルピコ交通と長野電鉄はわかるけど、なぜ台北MRT！？
松本駅に到着

■松本→長野（ながの）（篠ノ井線、信越本線）
特急しなの号で長野へ
JR東海の車両ですが、別途特急券を買えば週末パスで乗れます

あずさ号やしなの号が数分遅れたとはいえ、ここまでは順調にきました。
しかしここでアクシデント！
シカと衝突！└|ﾟﾛﾟ;|┘
ここは北海道ですか…

シカを車両から取り除く作業のため、30分くらい停車しました。
そのため長野着も30分遅れ…。
30分遅れで長野駅に到着…

今日の宿泊地が長野駅近辺であれば「ホテルに着くのが30分遅れたね…」で済んでいたところですが、今日の宿泊地は長野駅ではなく、ここから長野電鉄に乗った先の須坂駅（すざかえき）！
その長野電鉄の終電が無情にも出発した後なので詰みました└|ﾟﾛﾟ;|┘

ダメ元でJR長野駅に問い合わせましたが、「長野電鉄とは連絡運輸がないので仕方ないです」とのこと…。
電車で行く手段を失ったのでタクシー（自腹）で須坂駅に向かいます。
長野駅近辺のホテルが少々高かったので安い須坂駅近辺のホテルにしたつもりでしたが、逆に高く付きました。
タクシー代6,900円…（；；）
無駄にアルファードのタクシー（＾＾；（先頭に並んでいたので…）
何とか須坂駅に着きました

～～～2日め～～～～

[04/14]須坂→信州中野（しんしゅうなかの）→湯田中（ゆだなか）（長野電鉄長野線）
須坂駅は車両基地があるので広めです
信州中野行きに乗ります
信州中野で湯田中行きに乗り換え
湯田中駅は現在使われていない旧駅舎が「楓の館」として開放されています
楓の館の隣には日帰り温泉の「楓の湯」と足湯がありますが、どちらも午前10時オープンで次の電車に間に合わないので断念…
湯田中は温泉地です
次回はゆっくり温泉に浸かりたいです

[04/14]湯田中→長野（長野電鉄長野線）
次は特急ゆけむりに乗ります（元小田急HiSE）
特急券は駅の自販機でも買えますが、指定席券はスマホで販売サイトにアクセスして購入する必要があります（先頭車両のみ指定席でそれ以外は自由席）
最前列ではなく2列目でしたが、席が取れました
前面展望を楽しめます
長野駅へ到着（2度目）

■長野→篠ノ井（しののい）（信越本線）
[05/14]篠ノ井→上田（うえだ）（しなの鉄道線）
しなの鉄道線で上田へ向かいます

[06/14]上田→別所温泉（べっしょおんせん）（上田電鉄別所線）
別所温泉へ向かいます
別所温泉へ到着
ここから温泉街までは離れています
温泉街へはどこかにビューーン！の旅で行ったので、今回はそのまま折り返します
昼食は味噌かつ弁当です

[06/14]別所温泉→上田（上田電鉄別所線）
上田に向かいます

[05/14]上田→軽井沢（かるいざわ）
軽井沢行きに乗ります
115系スカ色編成です
軽井沢駅には碓氷峠を走った機関車やまだ隣駅が横川駅（よこかわえき）だった頃の駅名標が残っています
旧駅舎口

■軽井沢→長野（北陸新幹線）
新幹線で長野に向かいます
特急券を買えば新幹線にも乗れます
長野駅へ到着（3度目）

[05/14]長野→妙高高原（みょうこうこうげん）（北しなの線）
[07/14]妙高高原→直江津（なおえつ）（えちごトキめき鉄道（妙高はねうまライン））
北しなの線で妙高高原へ、妙高高原でえちごトキめき鉄道に乗り換えて直江津へ向かいます

■直江津→犀潟（さいがた）（信越本線）
[08/14]犀潟→六日町（むいかまち）（北越急行）
■六日町→越後湯沢（えちごゆざわ）（上越線）
直江津では2分乗り換えですが、隣のホームなので乗り換えできます
越後湯沢まで向かいます

■越後湯沢→東京（上越新幹線）
新幹線に乗って帰りました

1日めで思いがけないアクシデント（出費）がありましたが、何とか旅を終えることができました。
全14社の私鉄のうち、今回の旅で8社に乗りました。
残り6社はまた別の機会に乗りたいと思います。

■かかった費用（ホテル代、食事代等を除いた純粋な交通費）
・週末パス：8,800円
・伊豆急下田→熱海（特急踊り子）：1,260円（チケットレス割引）
・新宿→大月（特急かいじ）：660円（チケットレス35%OFF）
・甲府→塩尻（特急あずさ）：920円（チケットレス割引）
・松本→長野（特急しなの）：1,200円
・湯田中→長野（特急ゆけむり）：400円（特急券100円、指定席券300円）
・軽井沢→長野（北陸新幹線）：1,870円（自由席）
・越後湯沢→東京（上越新幹線）：2,850円（自由席）
・東京→熱海、熱海→新宿（グリーン車）：1,000JREポイント