中山道の旅4thシーズン・その2(野尻~妻籠)

2017年5月3日水曜日

[歩]中山道六十九次

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※前回の日記はコチラ

中山道の旅4thシーズン・その2
((40)野尻(のじり)~(41)三留野(みどの)~(42)妻籠(つまご))
晴れ

昨日に引き続き、今日も中山道の旅。
明日も歩く予定なので体力温存で今日も短めに…と思ったら…(本文へ続く)
前回のゴール地点である野尻駅(のじりえき)からスタート!
野尻宿の西側の入口
屋号は「はずれ」

上在郷橋手前にある下在郷一里塚
江戸から77番目の一里塚
塚の上にちょっとした公園があります

上在郷橋を渡ってすぐ右折します
丁字路にぶつかりました
道標に従って左折すると…

民家の敷地っぽいですが、れっきとした旧中山道
道標がないと進んでいいか迷いそうです…

牛がいました
旧第3仲仙道踏切を渡り、坂を上ります
斜め左が「しらなみ坂」
「通行止め」とありますが、それと関係なく現在は行き止まりのようです

この先2回JR中央本線をを踏切で渡ります
読書ダム
「どくしょだむ」ではなく「よみかきだむ」と読みます

この日も「しなの号」を何度も見ました…
長野県最後の町、南木曽町(なぎそまち)に入ります
南木曽町・大桑村(おおくわむら)の町村境の橋を渡り、左折して坂を上がります
十二兼(じゅうにかね)集落に入ってすぐ、ガイドマップが置いてありました
南木曽町はこの先の妻籠宿が観光地の一つとして有名です

熊野神社(くまのじんじゃ)
牛の絵馬が飾られていました。絵牛??

旧中山道は国道19号とJR中央線を渡った先なのですが、横断歩道はあっても踏切がありません…
…よく見ると地下道があり、これで線路の先にワープできます
もともとは水路だったところを人も歩けるようにした作り
照明があって夜も安心です(?)

十二兼駅(じゅうにかねえき)
先ほど線路をくぐったばかりですが、一旦跨線橋を渡って国道19号のほうに行きます

…それは、この十二兼一里塚碑を見るため
旧道沿いにあればいいのに…

再び旧道を進みます
柿其(かきぞれ)橋近くの木曽川(きそがわ)
南寝覚(みなみねざめ)とも呼ばれ、小さな寝覚の床といった感じです
(本来の寝覚の床は上松宿と須原宿の間にあります)

明治天皇御小休所跡(めいじてんのうごしょうきゅうしょあと)
国道19号に合流し、ここから2kmほど国道19号を進むのですが…
木曽川急接近!
この辺りは「羅天の桟」で、江戸時代はこの辺りは難所だったそうです

羅天の桟遠景
この周辺の中山道に関する看板がたくさん捨てられていました
新しいのと入れ替えでしょうか…

県道264号の標識が見えたら斜め左折します
坂を上っていき、振り向くと木曽川が広く見えます

坂を上りきると第41宿場・三留野宿(みどのじゅく)の宿内に入ります。
「うだつ」が特徴的な古民家が並びます
脇本陣跡(わきほんじんあと)
三留野宿本陣跡(みどのじゅくほんじんあと)
ガードレール外の小さい階段を下ります
看板がないと通り過ぎてしまいそうです(^^;

少し進むと先ほどの道に合流します
中山道はここを右折ですが、左折してちょっと寄り道

等覚寺(とうがくじ)
この「中山道」の案内がわかりづらいですが、この民家と民家の間の小道を進みます
看板があるからいいものの、看板がないと民家に侵入しているような気分です(^^;

割と新しめの人形ですが、昔ながら(?)の怖い顔です…
遠くに見えるのは木曽川に架かる桃介橋(ももすけばし)
園原先生碑と園原家住宅
現在住まれている方に中に入らせてもらって色々お話が聞けました
江戸時代に作られた木造住宅です

直進は中山道、斜め右折すると南木曽駅(なぎそえき)方面です

明日は山越えがあるので、今日は体力温存で短めにここで中断する予定でしたが、「まだまだ行けそう!」と思ったので、思い切って続行することにしました。
目指すは中山道随一の風光明媚な場所(の一つ)、妻籠宿(つまごじゅく)です!
ここから先は岐阜県の中津川(なかつがわ)まで鉄道とは離れ、リタイア手段はバスしかないので慎重に進みます。
妻籠宿に向かう覚悟を決めたら、SL公園でSLをオカズに昼食です(爆)
妻籠宿への道は上り坂から始まります
上り坂を上りきると集落がありますが、まだ妻籠宿ではありません
ふりそで乃松碑
水舟と木曽義仲が腰掛けたと言われる義仲こしかけ石
一旦坂を下りますが、また上ります
この上り坂はちょっとした石畳道になっています
坂道を上りきったところにある上久保一里塚(うわくぼいちりつか)
江戸から80番目の一里塚

坂を下っていきます
くぼはら茶屋碑と一里塚
ここでまた上りになります
実は現国道を通ると上下がほとんどないのですが、旧道は上ったり下ったりです

真ん中に「蛇石」と書かれた蛇石道標(へんびいしどうひょう)
少し進むと道標の名になった蛇石(へんびいし)があります
さらに坂を上ります
昔ながらの道標…と思ったら「宝くじ」の文字が(^^;
今にも崩れそうなしろやま茶屋跡を越えるとこの坂の頂上!
三叉路の真ん中を進んで行きます

ちなみに斜め右に行くと妻籠城址です
あとはひたすら下り坂!
足取り軽やかになりますが、足を痛めるのでゆっくり下ります

「御宿大吉」が見えると観光客が一気に増えます
ここから時代劇のワンセットのような風景になるので、観光客はここで折り返しているんだと思います

鯉ヶ岩(こいがいわ)
熊谷家住宅
口留番所跡(くちどめばんしょあと)
妻籠宿高札場跡(つまごしゅくこうさつばあと)
妻籠宿はまだまだ続きますが、ここで右折して今日は中断
バスに乗って南木曽駅に戻ります


今日は三留野宿(南木曽駅)で中断して体力温存しておく予定でしたが、意外と余裕もって進んだので妻籠宿まで進みました。
(上り下りが多かったのは想定外でしたが…)
バスの時刻表を持っていてよかった(^^;

現在地:(42)妻籠
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:15.8km
今回歩いた歩数:24,845

残り宿場:28/70 ※「70」はゴール(三条大橋)を含めた数
残り距離:215.0km/533.9km

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