大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)に行ってきました。
「雨をしのげる場所が少ない」と聞いていたので、天気予報を確認して前日に予約しようと思っていましたが、1週間前から午前中の枠が埋まってきたので予約することにしました。
1週間前の時点では11時からと12時から(と夕方)の枠しか空いていませんでしたが、前日夜に確認したところどの時間も空きありの状態に。。
(午後から雨が降る予報だったので皆さん日付を変更したのかも知れません)
一番早い朝9時の枠に変更しました。
入場チケットはキャンセル(返金)はできませんが、日時の変更は可能です
入場チケットは一日券(曜日関係なく入場可能)が7,500円、平日券が6,000円、夜間券(17時以降入場可能)が3,700円で、今回は4月28日(月)なので平日券にしました。
入口は東ゲートと西ゲートがあり、予約するときにどちらから入るかを指定します。
東ゲートはOsaka Metro夢洲駅(ゆめしまえき)から入るゲートで、西ゲートはJR桜島駅(さくらじまえき)や駐車場などからシャトルバスで入るゲートになります。
比較的西ゲートのほうが空いていると聞いていたので西ゲートから入ります。
なお、事前にシャトルバスを予約しておきました。(予約しないと長時間待たされる)
新大阪駅から「エキスポライナー」で桜島駅へ向かいます。
エキスポライナーは新大阪駅2・3番線発車です
(2番線と3番線で降りる階段が異なるので注意)
エキスポライナーに乗ります
07:56、桜島駅に到着
桜島駅は前方に専用出口があります(14時まで)
出口を出るとシャトルバスの予約をしているかしていないかで進む方向が変わります(状況により変化あり)
シャトルバス予約済みの場合は右に進みます
シャトルバス乗り場
予約済みの場合はここでKANSAI MaaSのアプリを開き、スタッフの方に見せます
08:26、バスに乗り込みます
予約済みでしたが20分くらい待ちました
08:53、ようやく西ゲート入口に到着!
ゲートでは空港の保安検査のような荷物チェックがあります。
そのチェックに時間がかかったせいか、ここでも20分くらい待ってようやくゲートを通過して会場に入ることができました。
西ゲートを入ってすぐのところにあるトイレと自販機
ここのトイレは至って普通、自販機は街中の自販機の価格プラス10円程度です
会場に入ってまずパビリオンの予約をします。
事前予約は前日の朝9時までできますが、それを過ぎるとゲートを通過してから10分後以降に予約をすることができるようになります。
予約できるパビリオンを確認したところ、自分が行きたかったところでは15:50の日本館が一番早かったので、それに予約を入れました。
一度予約をすると、その予約を消化するかキャンセルをしない限り次の予約ができません。
結局パビリオンの予約をしたのはこの1件のみでした
パビリオンの予約をしたあと、会場内を進んで行きます。
ミャクミャクがお出迎え
ガンダム像と吉本パビリオン
大屋根リング
最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されています
大屋根リングに上ってみました
(…が、この時間に上ったのは失敗でした…)
会場内にあるトイレ(その1)
このトイレは至って普通です
一定周期で水蒸気が上がる仕掛け
最初はコモンズ館にいくつか入りました
色々な国があると実感します
インドネシア館
回転が速く、国の文化の説明多めで個人的に満足です
タイ館
映像のエリアを抜けるといかにもタイといった匂い(スパイスの匂い)がします
会場内にあるトイレ(その2)
何かと話題になっているトイレで、一部は使用中止になっていました
初日に順番待ちができて批判があったせいか、周辺のトイレを示す地図がありました
韓国館入り口の巨大モニター
迫力ある映像で皆さん写真や動画を撮っていました
この時点で14時過ぎくらい。雨が降ってきました。
韓国館に入ろうとしましたが、待ち時間が1時間~1時間20分くらいと言われ、日本館の予約にかぶりそうだったので一旦諦めることにしました。
韓国館の真向かいにある韓国料理のお店で休憩
ヤンニョムチキン(税込1,600円)です
工事中のネパール館
私が行ったときはまだオープンしていなかったインド館やベトナム館はその後オープンしましたが、このネパール館はオープンするのでしょうか…
ベンチは多くありましたが、屋根がないベンチも多く雨が降ると不足気味になります
(屋根があるベンチは大屋根リング下にあります)
空飛ぶクルマ
私が行った前日に落下トラブルがあり、それ以降飛行停止しています
予約時間が近づいてきたので日本館に向かいます。
日本館は3つのゾーンに分かれており、進む順番は状況によってランダムに振り分けられるようです
藻類×ハローキティ
途中の空間
左側は火星の石を見ずに出口に向かう通路で、右側は火星の石を見る通路
左側は誰もいません(^^;
目玉の火星の石
ガラスが二重なので写真撮るとどうしても周りが映り込んでしまいます
火星の石に触れますが、この塊に触れるのではなく手前に貼られている切れ端(?)に触れます
夕方になりましたがまだまだパビリオンを回ります。
アメリカ館
韓国館と同じく巨大モニターが目を引きます
英語の解説でよければ待ち時間が短くなるそうです
(英語のヒアリング能力ゼロの私は日本語解説に並びます)
アメリカ館の目玉は月の石です
雨が上がり綺麗な夕日が見られました
大屋根リングに上り夕焼けを撮りました
食事には中途半端な時間であまり並ぶことはなさそうと思い、ここで話題の「究極のえきそば」を食べに行きます。
JR姫路駅構内にある「えきそば」
そば粉のそばではなく、だしに中華麺を入れているのが特徴です
究極の神戸牛すき焼きえきそば(税込3,850円)
すき焼き要素が強く、姫路駅のえきそばとは全くの別物になっています…
パビリオンに並ぶ列ではありません
ベルギー館横のキッチンカーに並ぶ列です
ベルギーワッフル(税込400円)
チョコレートワッフルは売り切れていたので普通のワッフルにしました
シンガポール館
「ゆめ・つなぐ・みらい」がテーマです
スペイン館
時間がなくなってきたので今回はパス…
先ほど諦めた韓国館へ
この時間はすぐに入れました
最初に自分の声を録音します(自分が大切にしていることを話す)
21時手前
パレードをやっていました
中国館に行こうとしましたが受付終了…
万博自体は22時までやっていますが、多くのパビリオンは21時で受付終了します
会場内にあるトイレ(その3)
使用中だとランプがつくのですが、昼間だとわかりづらいと不評
(一方通行なので入口からだと人が出たのかがわからない)
夜だとランプが見やすいのでわかりやすいです
夜の大屋根リング
21時で多くのパビリオン受付が終了するせいか、帰途につく人で混雑します。
行きは西ゲートから入ったので帰りは東ゲートから出てみます。
ライトアップされたミャクミャク
西ゲート
駅から続く人の行列がここまで続いています
初日に「ネットがつながらなくて入場チケットが表示できない」と批判があったせいか、各キャリアの移動基地局が準備され現在はネットがつながりやすくなりました
Osaka Metro夢洲駅
大混雑ですが2~3分間隔運行だったのでホームに着いてすぐ乗れました
(ホームに着くまでが時間かかりましたが…)
大阪・関西万博の一日が終わりました。
朝9時に入場し21時過ぎに退場したので12時間以上滞在しました。
紙の地図は用意せず、いくつか行きたいポイントを事前にメモしておいて万博アプリやGoogle Map頼りで回りました。
いくつか気になった点を…
・上でも書きましたが、初日にスマホのネットがつながりにくい状況は、現在は移動基地局が準備されて改善されているように思えます。
ただ、それでも心配であれば事前に「Osaka Free Wi-Fi」を準備しておくことで、万博会場内で公衆Wi-Fiが使用できます。(事前準備方法は万博公式サイトにあり)
・できれば前日朝9時までにパビリオンの予約をしておいたほうがよさそう。
(当日予約だと行きたいパビリオンが予約できない(あるいは遅い時間帯しか空いていない)可能性がある)
・効率よくパビリオンを回りたい場合は、パビリオンの箇条書き(点)だけではなく、順番(線)も計画しておいた方がいいですが、予約が必要なパビリオンだと状況が読めないので何ともいえないです。
平日でも団体(学生さん)が多いと休日と変わらない混雑になる可能性があります。
・入場してすぐに大屋根リングに上ったのは失敗でした…。
朝早く入場したのであれば、人が少ない間にパビリオンを回りまくるべきでした。
・大屋根リングは人の導線や待ち合わせ場所、迷子になりにくいという面で効果があると感じました。
大屋根リングの下はベンチや自販機が多数あるので、疲れたら取りあえず大屋根リングを目指すもアリです。(ただし雨が降るとベンチは満席になりますが…)
今いる位置がわからなくなっても、取りあえず道をまっすぐ進めば大屋根リングにぶつかる(しかも遠くからでも視認しやすい)ので、いい目印になっていると思います。
・パビリオンのグルメを味わいたかったですが、パビリオンのレストランも結構並びます。(展示の待機列とは別にレストランの待機列があることが多い)
朝9時から(一部は朝10時から)営業しているので、グルメ狙いなら朝イチからレストランに向かうのもアリ!?
・海外パビリオンは、その国の歴史や文化に触れた展示が少なく、映像や抽象的な表現で押している展示が多かったのが少々残念。
一方、コモンズ館は歴史や文化を紹介する国が多かったです。
・万博公式アプリがモッサリすぎる。
パビリオンの予約は万博公式アプリを使わざるを得ないですが、現在地を把握したりパビリオンの詳細を見たい場合はGoogle Mapや非公式のサイトを見た方がいいかも。
・西ゲート(シャトルバス)利用時は万博公式アプリの他KANSAI MaaSのアプリが(ほぼ)必須。
シャトルバスの予約は万博公式アプリではなくKANSAI MaaSのアプリから行う必要があります。
外国の方やスマホに慣れていない方がスムーズに購入できるのか心配…。
ちなみに、私は(必須ではないですが)WESTERアプリとモバイルICOCAも入れました(^^;
私が行った4月28日の入場者数は11万7000人(一般:10万人 関係者:1万7000人)でした。
平均が10万人弱くらいなので、平均よりやや多い日だったという感じでしょうか。
行きたかったパビリオンは他にもありましたが、とても一日では回りきれませんでした。
万博開催期間中にもう一度大阪に行く機会があれば万博にも行く…かも!?
(そのときにはグルメももっと味わいたい…)
最後に、西ゲート近辺でのスマホの回線速度をいくつか紹介…。
UQモバイル
特に不満のない速度です
楽天モバイル
UQモバイルより速度遅いですが、地図や万博アプリ、チケットを表示する程度なら問題なしです
Osaka Free Wi-Fi
私が行った日はキャリアのほうが快適に通信できましたが、キャリア側の万が一のトラブルのために準備していてもよさそう