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甲州街道の旅・その14
((43)金沢(かなざわ)~(44)上諏訪(かみすわ)~(G)下諏訪(しもすわ))
晴れ
甲州街道の旅もいよいよ大詰め。
今日は甲州街道のゴール、下諏訪宿(しもすわしゅく)を目指します!
前回のゴール地点、青柳駅(あおやぎえき)からスタート!
泉長寺と入口にある「おてつき石」
金沢本陣跡
「長野縣」と書かれた碑は「明治天皇金沢行在所址」と書かれています
茶屋だった「近江屋」の建物
大きな建物の入口にある馬つなぎ石
金沢橋(かなざわばし)
権現の森(ごんげんのもり)
中には不動明王像がありました
甲州街道は直進ですが、ここで左折して少し遠回り…
大池一里塚(おおいけいちりづか)跡碑
江戸から49番目の一里塚
この一里塚は国道20号沿いになく、川の向こう側にあるので遠回りする必要がありました…
ここで大きく斜め右折して上り坂へ
JR中央本線を跨ぎます
坂の途中にある大石と鳥居
この鳥居の木は七年に一度変えるとのことで「御柱」になるでしょうか…
のどかな道を進みます
上に架かる橋は「のぞみ大橋」
引退した某子役ではありません(^^;
国道20号に合流
合流点にある石像群
酒室神社(さかむろじんじゃ)
地名は「坂室(さかむろ)」ですが、神社の名前は「酒室」
その名の通り、鎌倉時代から続く御射山祭りのための濁酒(どぶろく)を作るための神社だそうです
中央道をくぐり、写真下の交差点を斜め右折して茅野(ちの)市街に入ります
三輪神社(みわじんじゃ)と鈿女神社(おかめじんじゃ)
宮川かんてんぐら
茅野は寒天の生産で有名です
三輪神社、鈿女神社や宮川かんてんぐらのそばにある明治天皇御小休所跡碑
上川橋(かみかわばし)
茅野駅前交差点にある諏訪大社上社参道鳥居
茅野駅前にある姥塚古墳(うばづかこふん)跡碑(別撮り)
大年社(おおとししゃ)
ここの鳥居も七年ごとに建て替えているそうです
国道20号と合流
ここの信号機は7灯あります(^^;
この下を通るのは、東日本が誇る酷道152号です
八幡神社(はちまんじんじゃ)(工事中)
この辺りには「○○小路」、「○○通り」と書かれた小さな石碑が多いです
ここで右折
ここには「甲州街道 渋沢小路」と書かれた石碑があります
ここを斜め左折するのが甲州街道ですが、斜め右折して寄り道
常夜灯には「右江戸道」と書かれています
頼岳寺(らいがくじ)
頼岳寺参道途中にある芭蕉句碑
神戸一里塚跡(ごうどいちりつか)
江戸から51番目の一里塚ということで「五十一里塚」とも言われる
右側が丘っぽくなっているのは一里塚の名残でしょうか…
古民家が並んでいます
常夜灯
かなり読みづらいですが、「左江戸みち」と書かれています
足長神社(あしながじんじゃ)
かなり長い石段を上る必要がありそうなので今回はパス(^^;
塗装したての円柱ポストがありました
懐かしい共同浴場がありました
国道20号に合流し、第44宿場・上諏訪宿(かみすわしゅく)の宿内に入ります。
上諏訪は現在の諏訪市(すわし)
諏訪市街を歩きます
「真澄」の宮坂酒造
宮坂酒造の前の交差点を斜め右折
分岐点には十王堂跡があります
貞松院(ていしょういん)
公開されていた枝垂れ桜と庭園
貞松院裏手にある松平忠輝(まつだいらただてる)の墓
手長神社
上で出てきた「足長神社」とは夫婦だそうで、こちらも負けずに石段が長いです…
吉田の松(よしだのまつ)
片羽一里塚
江戸から52番目の一里塚
ここは斜め左折が甲州街道
斜め右折すると「温泉寺」があります
兒玉石神社(こだまいしじんじゃ)
イボのような凹凸がある大きな石が奉られています
先宮神社(さきのみやじんじゃ)
先宮神社には「国ゆずり」の神話があり、この神は他地に出る事は許されず、今でも境内の前の小川には橋を架けないとの言い伝えがあるそうです
寿量院(じゅりょういん)
「本堂が茅葺き屋根」とのことでしたが、普通の屋根でした…(撮り違い?)
棚田とその奥に見える諏訪湖(すわこ)
やっと諏訪湖が見えました!
この当たりは高台になっているので諏訪湖がよく見えます
昔ながらの旅館がいくつか残っていましたが、こんな感じで廃業したホテルも…
甲州道中茶屋跡(こうしゅうどうちゅうちゃやあと)
石投場(いしなげば)跡と明治天皇駐輦址(めいじてんのうちゅうれんあと)
昔はこの当たりまで諏訪湖の湖面があり、石投げを興じたそうです
ここから見る諏訪湖は最高!
甲州道中で一番の景色かも知れません
明治天皇が車を止めて景色を見たのも頷けます
ここで諏訪湖の眺望が途切れますが、諏訪(京都)から江戸に向かうときはここで諏訪湖の景色がドーンと現れて感動しそうです
甲州街道最後の一里塚、富部一里塚
江戸から53番目の一里塚
東海道には53の宿場がありますが、甲州街道には53の一里塚があります(^^;
説明板には「あと1100mで下諏訪宿」との文字…
ゴールまであと少し!
最後の下り坂を下っていきます
諏訪大社下社秋宮(すわたいしゃしもしゃあきみや)
本殿の左右に見えるのは、七年に一度行われる「御柱祭(おんばしらさい)」で使われる御柱
ちなみに、ここに神様がいるのは8月から翌年1月なので、今はここではなく春宮(はるみや)にいます
甲州街道は諏訪大社の入口脇を進みます
写真下は少し進んだ先にある番屋跡碑
和菓子の「新鶴」本店
いよいよゴールに到着!
甲州道中・中山道合流地(こうしゅうどうちゅう・なかせんどうごうりゅうち)
日本橋で分かれた甲州街道・中山道がここで合流します
ここからは中山道で京都(草津)まで続いています
問屋場跡(といやばあと)
綿の湯碑
隣にはお湯が湧き出ていました
木曽路名所図絵 下ノ諏訪宿
中山道から来たときの「甲州道中・中山道合流地」
次にこの風景を見るのは「中山道の旅」でしょうか…
諏訪大社の正面の道を進み、帰路につきます
ここを左折し、下諏訪駅(しもすわえき)から帰ります
無事「甲州道中・中山道合流地」に到着し、甲州街道の旅が終わりました。
次はいよいよ五街道の最後にして最長、最強、最凶(w)の中山道(なかせんどう)です。
中山道はこれまでにないハードな道のりで、今度こそ完歩できるかどうかわかりません。。
中山道経由でこの「甲州道中・中山道合流地」まで来られれば大きな「ヤマ」を越えたことになりますが、どうなることやら…。
To be continued..
現在地:(G)下諏訪
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:18.5km
今回歩いた歩数:34,394
全宿場:45
全距離:210.8km
※中山道(下諏訪宿の直後)の日記はコチラ
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