※前回の日記はコチラ(1周目の同区間の日記はコチラ)
東海道五十三次の旅(2周目)・その18
((20)鞠子(まりこ)~(21)岡部(おかべ)~(22)藤枝(ふじえだ))
晴れ
前回の旅で府中宿(ふちゅうしゅく)まで到達しました。
いよいよ静岡県後半のスタートです。(静岡県は東西に広い…)
JR静岡駅(しずおかえき)からバスに乗って前回の中断地点に向かいます
前回の中断地点である丁子屋(ちょうじや)の前の丸子橋(まりこはし)を渡りスタート!
丸子元宿高札緑地
天気がよくて歩きやすいです
丸子紅茶(まりここうちゃ)
日本の緑茶紅茶の祖、多田元吉翁の製法を再現したそうです
長源寺の羅漢
起樹天満宮
歩道が通行止めなので歩道橋を渡ります
…とはいえ、旧東海道は歩道橋を渡った先を進みます
程なくして国道1号に合流して再度歩道橋を渡ります
(なので、先程の歩道が通行止めでなかったら歩道橋を渡らずに進もうと思っていました…)
宇津ノ谷一里塚
(看板には一里塚の表記はありませんが、この周辺にあったそうです)
江戸から47番目の一里塚
道の駅宇津ノ谷峠(うつのやとうげ)
宇津ノ谷峠の入口に来ました。
ここから宇津ノ谷峠越えとなります。
宇津ノ谷峠からの眺めは東海道中で五本の指に入ると言われます。
蔦の細道
こちらも宇津ノ谷峠を越える道でした
東海道整備によって廃道になりましたが、現代はこの道でも宇津ノ谷峠を越えられるそうです
国道1号下り線のトンネル
現在は片側2車線ですが、最初は現在の上り線側のトンネルで片側1車線通行でした
下り線側は平成のトンネル、上り線側は昭和のトンネルとも言われます
旧道を進んでいきます
ここは斜め左折します
雰囲気がある宇津ノ谷集落を進んでいきます
明治天皇御小休所碑
慶龍寺
宇津ノ谷峠名物の十団子(とおだんご)伝説があります
御羽織屋
集落の途中から上り坂になります
お昼ごはんには少し早いですが、蕎麦処きしがみでエビ天おろし蕎麦
十割そばです
階段を上っていきます
階段を上ったところで振り返ると宇津ノ谷の集落が一望できます
最高の雰囲気です
突き当りで右に少し曲がってすぐ山道に入るのが東海道ですが、一旦左折して寄り道…
宇津ノ谷集落が一望できます
明治のトンネル
開通当初は通行料を徴収していたことより日本最初の有料トンネルと言われます
先程の突き当りに戻り、いよいよ山道を進んでいきます
馬頭観音
旧東海道 展望広場
宇津ノ谷集落が一望できますが、木があるので先程の場所のほうがいいかも…
お弘法さん
俳人雁山の墓
峠の地蔵堂跡(下から)
峠の地蔵堂跡を回り込むように上っていきます
峠の地蔵堂跡(上から)
宇津ノ谷峠頂上
前回来たときはどこが頂上なのかがわかりづらかったですが、今回はお手製の立て札があったのでわかりやすかったです
宇津ノ谷峠の頂上に来ました。
実は頂上に着いたときに上の方でガサガサ音がなったので「もしかしたらクマ!?」と思い一瞬怯みましたが、トレイルランをしている方でした。
(宇津ノ谷峠としてはここが頂上ですが、近くにここより少し高い山があり、このあたりは切通しのような感じになっています)
今回は熊鈴を持っていなかったのでかなり焦りました。。
一安心して山を下ります。
少し進むと舗装された道に合流します
このあたりから、付近を通る国道1号のクルマの音が頻繁にするので多少安心なのですが、今年はクマ出没が多いので怖いです…
この部分は舗装路ができたので多少旧道の道のりがなくなっています
逆方向から来たときは左側の細道を入って迂回します
ここは斜め左折して再び山道を進みます
髭題目碑(ひげだいもくひ)
舗装路に合流します
先程の蔦の細道を進んだときはここで合流します
坂下地蔵堂
秋らしい歩きやすい天気です
国道1号に合流します
左側にある看板は国道1号を走るクルマに向けたものだと思いますが、右側にバリケードがあるので国道1号のクルマからは見えません…
(国道1号はバリケードよりさらに右側)
歩道橋を渡り旧道を進みます
今日は何度も歩道橋を渡っています…
休憩できそうなベンチがありました
のどかな感じを味わいながら歩きます
十石坂観音堂
岡部宿江戸見附跡
ここから岡部宿内です
第21宿場・岡部宿(おかべしゅく)に着きました。
岡部宿は山あいにある小規模な宿場でした。
ここは斜め右折します
岡部橋(おかべはし)
旅籠柏屋
足を洗っている弥次さん喜多さんがいます
岡部宿内野本陣跡
常夜灯と紅葉
本陣跡の隣は公園になっています
問屋場跡
ここは斜め左折します
小野小町の姿見の橋
小野小町が川の水面を見たら旅に疲れた自分の姿が映ったそうです
高札場跡
曲尺手状になっています
問屋場跡
枡形跡
ここまでが岡部宿内です
藤枝市役所岡部支所
五智如来像
左右の網に隠れていますが5体います
松並木があります
国道1号との交差にある岡部宿碑
大きめの常夜灯が目を引きます
国道1号を交差してすぐ斜め右折します
巌村領傍示杭(入口側)
慈眼寺
高札場跡
横内橋
川除地蔵
川の左岸、右岸それぞれにありました
巌村領傍示杭(出口側)
大きな松の木が目を引きます
田中領傍示杭
一瞬県道に合流しますが、すぐ分岐します
鬼島一里塚跡
江戸から49番目の一里塚
八幡橋
渡った先で右折します
鬼島の建場跡
須賀神社の大クス
樹齢500年です
鐙ヶ淵と観音堂
ここを右折します
夕焼けが綺麗な時間になりました
松の木のすぐ下辺りが本来の旧東海道のようですが、
区画整理のせいか道が少し変わっています
ここを左折します
藤枝市(ふじえだし)の市の木が松だけあって松の木が多いです
ここを直線的に進むのが旧東海道ですが、そのような道がないので県道を迂回します
左の写真のところで右折し、すぐ先で左折します
(路面に案内表示あります)
成田山新護寺
東海道藤枝宿左車町標柱
第22宿場・藤枝宿(ふじえだしゅく)に着きました。
…が、辺りは真っ暗!
まずは問屋場跡を見つけたいのですが、暗さのせいかなかなか見つけられません。
大黒天や地蔵菩薩は見つけられたのですが…
藤枝市はこのあたりが中心です(藤枝駅からは3km程度離れています)
まだ歩ける体力はありましたが、暗すぎて見どころスポットが見つけられなくなってしまいました。。
この日はもう少し歩いて藤枝駅(ふじえだえき)近くまで進む予定でしたが、残念ながらこの日は日没サスペンデッドとして中断し、バスで藤枝駅の方へ向かうことにしました。
現在地:(22)藤枝
今回進んだ宿場:2
今回進んだ距離:14.5km
今回歩いた歩数:29,303歩
残り宿場:32/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:297.7km/492.1km
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