東海道五十三次の旅(2周目)・その26(新居~吉田)

2024年5月30日木曜日

[歩]東海道五十三次・2周目

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※前回の日記はコチラ

(1周目の同区間の日記はコチラコチラ

東海道五十三次の旅(2周目)・その26
((31)遠江国・新居(あらい)~(32)遠江国・白須賀(しらすか)~(33)三河国・二川(ふたがわ)~(34)三河国・吉田(よしだ))
晴れ

前回の旅で新居宿(あらいしゅく)の入口まで来ました。
今回はいよいよ静岡県(しずおかけん)を抜け、愛知県(あいちけん)に入ります!
JR新居町駅(あらいまちえき)からスタート!
浜名橋(はまなはし)
多くの小舟が係留されています


程なく新居関所(あらいせきしょ)に到着。
舞坂宿(まいさかしゅく)から船に乗ってくるとここに到着するので、行き来するには必ず関所を通らないといけません。
渡船場(復元)
新居関所
大御門(おおごもん)と隣にある高札場(復元)
旅籠 紀伊国屋
突き当たりを左折します
突き当たりにある建物は飯田武平衛本陣跡(いいだぶへいほんじんあと)

疋田八郎兵衛本陣跡(ひきだはちろべえほんじんあと)
寄馬跡(よせうまあと)
新居一里塚跡
江戸から69番目の一里塚

棒鼻跡(ぼうはなあと)
一度に大勢の人が通行できないように土塁が突き出て枡形をなしていました
ここまでが新居宿内です

ここを右折します
風炉の井(ふろのい)
松並木
この日は日差しが強かったので松並木の日陰が助かります

紅葉寺跡(もみじでらあと)
藤原為家と阿仏尼の歌碑
松並木は結構長く続きます
立場跡(たてばあと)
明治天皇御野立所阯(おのだちしょあと)
火鎮神社(ほずめじんじゃ)

この辺りより第32宿場・白須賀宿(しらすかしゅく)です。
遠江国(静岡県)最後の宿場で、潮見坂(しおみさか)から眺める遠州灘(えんしゅうなだ)が美しいです。
元々は潮見坂の下に宿場がありましたが、津波の影響で坂の上に移されました。
白須賀宿内(元々の宿場街)を歩きます
高札場跡と一里塚跡
江戸から70番目の一里塚

蔵法寺(ぞうぼうじ)
蔵法寺隣にある潮見観音
「左新道 右旧道」と刻まれた道標
ここを右折して潮見坂に挑みます


静岡県側最後の坂、潮見坂を上ります。
静岡・愛知県境はまだもう少し先ですが、ここを上りきると「長かった静岡ももう終わり…」と感じます。
それほど長くも厳しくもない坂ですが、坂を上って振り返ると…
遠くに遠州灘が見えます
少し先で新道と合流
ここでも遠州灘が眺められます

坂はもう少し続きます
おんやど白須賀
坂の頂上にあり、休憩ができます

潮見坂公園碑と石碑群
遠州灘を眺められる展望台があります
ここを過ぎると、この先の愛知県の宮宿(みやしゅく・熱田神宮の近く)まで海を見られる場所がありません
京都から来たときは、桑名宿(くわなしゅく)~宮宿の海路以来の海が眺められる場所になります

潮見坂上の宿場街に入ります
曲尺手(かねんて)
大村本陣跡(おおむらほんじんあと)
脇本陣跡
問屋場跡
夏目甕麿(なつめみかまろ)邸跡・加納諸平(かのうもろひら)誕生地碑
屋号が書かれた看板がありました
火防樹
道の両側にあります

庚申堂
1周目に来たときは本堂がありましたが、今はなくなっていました

見ざる・言わざる・聞かざるの像はありました
境宿(さかいじゅく)
ここまでが白須賀宿内です
静岡県内の東海道沿いに建てられていた「夢舞台 東海道」の道標もここが最後です

谷川道道標と高札建場跡碑
静岡県道173号(旧国道1号)に合流します
合流地点にある笠子神社(かさごじんじゃ)

長かった静岡県を抜け、いよいよ愛知県に入ります!
愛知県豊橋市(とよはしし)に入ります
逆側の静岡県湖西市(こさいし)の看板はありませんでした(←道路工事中だったので一時的に撤去しているのかも知れません)

国道1号を右折します
右折するところに常夜灯があります

一里山バス停
愛知県側最初のバス停ですが、平日1日1本しかありません

一里山一里塚
江戸から71番目の一里塚


国道1号に合流して程なくして一里山一里塚があるのですが、この次の見どころはなんと次の一里塚(二川一里塚)!
つまり約4kmの間、見どころのない道を延々と歩くことを強いられます└|゚ロ゚;|┘
国道1号をひたすら歩きます…
天気がいいことは幸いですが、休憩するところがありません

歩き続けて約1時間
シンフォニアテクノロジーが見えてきました
ようやく二川(ふたがわ)に着きました

シンフォニアテクノロジー正門にもバス停があり、ここからであれば日中1時間に1本程度バスがあります
「東京から名古屋(大阪、姫路)へJRを使わずに移動」の旅でよく使われるバス停です

二川ガード南信号で右折
東海道新幹線をくぐります

第二東海道踏切で東海道線を渡ります
ふりがなが「だいにとおかいどう」になっています
普通は「だいにとうかいどう」なんじゃ(^^;

踏切を渡ったらすぐ左折して二川宿に入ります

第33宿場・二川宿(ふたがわしゅく)に入ります。
三河国(愛知県)最初の宿場で、旧東海道で2つだけ(もう一つは草津宿)残っている本陣の建物があります。
二川一里塚
江戸から72番目の一里塚

妙泉寺
妙泉寺境内にある紫陽花塚(芭蕉句碑)
「阿ちさいや 藪を小庭の 別座敷」と刻まれています

東駒屋
東問屋場跡
脇本陣跡
旅籠屋 清明屋(はたごや せいめいや)
二川宿 馬場本陣
先述の通り旧東海道で2つしか残っていない本陣ですが、現在改装中で資料館、本陣、旅籠屋 清明屋共に中には入れません
残念…

西駒屋と壺屋
高札場跡と二川町道路元標
現在は中原屋(菓子店)が建っています

西問屋場跡
大岩町 郷蔵跡
トイレがあります

大岩神明宮
立場茶屋跡
JR二川駅(ふたがわえき)
二川宿の西の方にあります
夕方になってきましたがこの日はもう少し歩きます

伊良胡阿志両神社道
愛知県に入って最初の上り坂を上ります
潮見坂に比べれば楽勝ですが、疲れが溜まっているので少し堪えます

ここで左折します
名残の松 黒松跡
1周目のときは折れた直後だったのか幹が残っていましたが、今は石碑のみ残っています

国道1号に合流します
国道1号に合流するところにある飯村(いむれ)一里塚
江戸から73番目の一里塚

壽泉寺(じゅせんじ)
壽泉寺境内にある三重塔
夕空が綺麗な時間になりました
豊鉄東八町(ひがしはっちょう)電停
ここからが第34宿場・吉田宿ですが、今日はここで中断

豊橋駅でゴール!

第34宿場・吉田宿(よしだしゅく)の入口まで来ました。
吉田宿は現在の豊橋市(とよはしし)の中心街です。
1周目のときは今回と同じく新居宿をスタートとして二川宿で中断しましたが、今回はその先の吉田宿入口まで歩きました。
長めに歩いて疲れました(^^;

現在地:(34)吉田
今回進んだ宿場:3
今回進んだ距離:18.3km
今回歩いた歩数:41,712歩

残り宿場:20/54 ※「54」は三条大橋を含めた数
残り距離:204.8km/492.1km

※次回の日記はコチラ

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